北 海 道 の 無 料 露 天 風 呂 ベスト17
1位 水無海浜温泉 道南 恵山岬の先端にある開放的な温泉です。干潮の時しか入れないのであらかじめ支所へ電話して聞く必要があります。 (0138-86-2111)プールのような温泉で大満足請け合います。広い太平洋をながめて入る温泉はいつまでも記憶に残り、あなたのこれからの語り草になることでしょう。絶対おすすめ NO1の温泉です。 石の上が滑りやすくなっているので注意しましょう。石の上に座ってからすべるように入るのがベスト。妻もころんでおもいきり尻を打ちました。幸い怪我も大したことがなかったので良かったです。転んで救急車を呼ぶこともあるそうで、先日も転んで手を骨折した話をききました。 無料露天風呂でもっとも危ないのがカムイワッカ湯の滝で、ここは高齢者は無理ですが、この水無海浜温泉は油断していると怪我をします。 ![]() |
---|
2位 吹上の湯 札幌から170キロ、富良野の近く、十勝岳の中腹にある混浴露天風呂。浴槽は2っ。泉質は透明、「北の国から」で宮沢りえが入り有名になった。森林の傾斜面にある岩風呂。2位に抜擢したのは清潔感があり、家族的でこじんまりしたオープンな混浴露天風呂で地理的条件が良く、年間の一時期を除いて通年利用できる。ただ、有名になりすぎてたくさんの人が入ります。なので女性は目のやりばに困るそうです。奥にある少し高くなっている温泉は2〜3度湯温度が高い。いつ行っても入浴者がいる。 ![]() |
3位 カムイワッカ湯の滝 世界遺産の真中、カムイワッカ川全体が湯で、上流へ行くに従って熱くなり、20分も登れば適温になる。ただし非常に危険でロープも階段もない。靴に紐を巻きつけるか靴下で歩くのが良く裸足は駄目。高齢者と肥満体の人は行かない方がよい。しかし危険であるからかえって一度は行きたい魔力にとりつかれシャトルバスが15分ごとに到着するが夏場は行列が出来るほど訪れる。辺境の地だから簡単にいけるところではない。また順位を決める尺度が当てはまらない。驚異の大自然である.。川全体が湯になっているとことはオンネトー湯の滝や川原毛大湯滝(秋田県)にも行ったがダントツでカムイワッカがすごい。スケールがちがう。 ![]() |
4位 古丹(コタン)の湯 屈斜路湖畔にあるこころなごむ混浴露天風呂。対岸には和琴温泉がある。中央に岩があり男女をなんとなく分けている。この岩の下へ近くから温泉が引いてあり適温。100メートルのところに150円の共同浴場がある。ここにも入ったが、素朴な庶民の温泉です。 前に屈斜路湖が開けておりゆったりと眺めを楽しめる。また交通至便で年間を通じて利用できる。何度でも入りたい愛着の持てるロマンチックな良い温泉です。2位の吹上げの湯と甲乙つけがたい。 ![]() |
5位 からまつの湯 養老牛温泉の川沿いに位置し横の100度近い源泉を引いて、大量の清流と混合し恥ずかしいほど無色透明である。水着着用は禁止になっている。景観は普通だが湯加減を自由に調節でき自分にあった温度にしてくつろげる。少しだけ秘境。超気持ちいい風呂。男女別々の更衣室がある。温泉には白い玉砂利が敷いてある。前回入った時と比べて周りの石積みなどもあって良く管理されている。 ![]() |
6位 鹿の湯 菅野温泉(有名な温泉だが閉鎖中)のすぐ脇にあり 秘湯。渓流と原始林を眺めて温まっていると俗世間を忘れる。泉質は乳頭温泉に似ている。この温泉を無料混浴露天風呂で北海道1位にあげる人が多いが山奥で熊が出没することから閉鎖になることが多く早朝、薄暮は危険である。 渓流の水音をききながら一人静かに入ればこれに勝るくつろぎはない。特に新緑と紅葉の時期は大絵巻物を見る思いです。 ![]() |
7位 池の湯 直径15メートルのワイルドな温泉です。少しぬるめだが、湯が沸いている場所を探して移動すればよい。屈斜路湖畔のもったいないほど広くのんびりした温泉。底に青い泥がたまっているがこれも体にはいいらしい。お勧めはすぐ南のコタンの湯のほうが良い。 ![]() |
8位 瀬石(セセキ)温泉 オホーツク海の波間にあり前に国後島が見える。豪放磊落な混浴露天風呂。透明な食塩泉湯、天気が良ければ最高だが悪くて波しぶきがかかるのも又良い。風呂の周りには海産物が打ち寄せて足をとられやすい。小さい岩風呂に愛着をもった。隣接の相泊温泉と泉質は同じ。北の国から・・・でトド撃ち名人とじゅんが入った温泉です。 ![]() |
9位 岩間温泉 鹿の湯から北へ25キロ、舗装道路から外れて平坦な砂利道を12キロ進み、車道がなくなるところで車を止めて徒歩で丸太橋を渡って歩くこと10分でやっとたどりついた。山奥の超秘湯。しかし温泉は最高。白濁のまろやかな泉質恐ろしいぐらいの静寂。車が故障すれば熊に襲われることまちがいなし。電気も無い。水道も無い。携帯は通じない。人工的なものは洗面器と案内板程度。真夏でも雪解け水が流れている。便利であれば上位ランク間違いなしだが「熊」出没とを勘案して9位とした。 ![]() |
10位 岩尾別温泉 知床の「ホテル地の涯」の奥にある段々になっている温泉と、少し離れたところに小さなおわん状の温泉がある。着替えをするところはない。湯量も多くすばらしい露天風呂です。知床へ行かれたらカムイワッカ湯の滝はちょっと遠すぎて無理なのでここは入って行きたい。良い温泉です。また、ホテル地の涯の近くで岩魚(オショロコマ)を3匹釣った。 ![]() |
11位 和琴温泉 屈斜路湖のコタン温泉の対岸、和琴半島の付け根にあるプールのような温泉。植木で多少ブラインドにしているが超オープンな混浴露天風呂。さらに徒歩10分ほど進めば四角い形の露天風呂がある。あまりにも開放的過ぎて入りつらい。温泉に関係ない人も多く通るので女性は気遅れするのが難点。 ![]() |
12位 ヌプントムラウシ温泉 大雪山系の秘境、。ダート道も20キロほどある。まさに秘境である。このページの中でも一番の不便な奥地にある。自動車のナットがゆるんで外れるのではないかと思うほどの悪路砂利道をひたすら登る。突き当たりに湯煙があがり四角の湯舟がある。すぐ横の源泉は90℃位なのであらかじめ準備して来た卵10個をゆでた。ホカホカの卵をいただきながら手前の空き地で妻とバトミントンをした。すぐに帰るのがもったいないほど遠かった。温泉はバルブで適温に調節して入るので最高のリフレッシュ!! ![]() |
13位 平田内温泉「熊の湯」 道の行き止まりから少し降りると岩肌から温泉が湧き出して岩が削られ天然の浴槽に流れ込んでいる。すぐ横には水量の多い渓谷がありなぜか落ち着かない。人家からそれほど遠くないのに熊に注意の標識がある。そうだから別名「熊の湯」と呼んでいる。熊の湯の元祖は羅臼にあり、そこは無料の露天風呂だが、あまり人が多いので女性用に区切っているから混浴ではない。 ![]() |
14位 川又温泉 室蘭岳の山の中の奥深く青い湯をたたえる不思議な温泉があった。だが、この温泉までたどり着くには4回も川を渡らなければならず足元はそれなりの準備が必要です。30分ほど道なき山道を歩くと可愛い温泉があった。湯船の下から沸いている。湯の色は透明だが湯船にたまった温泉は美しいコバルトブルー。湯の温度は低めなので外気温が低い時には少し寒いかも。谷が狭いため温泉を独り占めした感じだが、人気温泉ではない。あまりお勧めしません。 ![]() |
15位 オサルの湯 蟠渓温泉のオサル川岸にある2つの温泉。あまり手入れがされていないが野趣あふれる温泉。脱衣場など何もなくそれなりに親しみが持てる。札幌のお兄ちゃんとこの川を堰きとめ湯船に水を引いて遊んだ。奉仕掃除をされていた。つぶさないで残して欲しい温泉。 あまりおすすめしない。 ![]() |
16位 相泊温泉 瀬石温泉のすぐ北にあり、車で行ける日本最北の温泉。波打ち際にある温泉で泉質は瀬石とおなじ。夏場はビニールの小屋を張って男女をそれとなく分けているが、冬が来ると荒波でもっていかれるので片付けている。その世話をする人が次第にいなくなり、コンクリートの浴槽に海砂が流れ込み入れない時もある。手を入れてみると適温だった。この温泉は消え行く運命にあるのだろうか?残して欲しい温泉です。数年前には妻とゆっくり入浴できた。 ![]() |
混浴ではないが、無料の露天風呂 |
◎ 臼別温泉 久遠郡大成町の山間にある無料の温泉。男女はそれとなく分けている。ゆっくりくつろげるすばらしい温泉です。町の観光課職員が掃除に来る。町からも比較的近く施設も整っているお勧めの温泉。近くに住んでいる人もたくさん入りに来る。 ![]() |
◎ 川北温泉 野付半島から北西20キロに位置し、舗装道路を離れて離合困難な凸凹の悪路をさかのぼること5キロで到着する。簡単に行けるところではない。秘湯、白濁の気持ち良い温泉。湯治宿が壊され、残った浴槽をそのまま使い露天風呂としている。男湯と女湯をすのこで仕切り形だけ男女別々になっている。熊が出没しており一人では行けない。温度は自由に調節できる。泉質も良く根強い人気がある無料の露天風呂 ![]() |
◎ 熊の湯 羅臼町近くの渓流沿いにある超人気の露天風呂。体も洗うことが出来る。大きい露天風呂は今でも混浴露天風呂だが訪れる人が多すぎて女性用に小さい風呂をかこって専用にしているので混浴露天風呂として評価できなくなった。毎朝8時まで掃除の奉仕をしている人がいる。終日賑わっている素晴らしい温泉。おすすめします。無料の露天風呂でこれほど多くの人が利用しているところはほかにないと思われる。 ![]() |
地図や案内書などに載っているが閉鎖されている露天風呂 |
◎ 磯の湯 屈斜路湖畔にある磯の湯はすでに閉鎖されていた。写真の場所にあったが今でも砂地が暖かい。 |
◎ オンネトー湯の滝温泉 ここも以前素晴らしい露天風呂があったが、なぜか埋められて跡だけ残っている。 |
◎ 赤湯 旅館が経営しており、入浴料金が必要となっていた。 |
◎ 硫黄山温泉 なくなっています。 |
◎ ホロカ温泉鹿の谷 探したがありません。ホロカ温泉には2軒の温泉があり、その1件だけ営業している。お客も少ない。 ◎ ニセコ大湯沼 小湯沼 混浴露天風呂は探しましたがありません。足湯はあります。 ◎ 登別温泉 大湯沼 混浴露天風呂はありませんでした。湯元はたくさんあり、足湯もあります。流れている川も場所によっては温泉の気分を味わうことが出来そうです。 ◎ 砂 湯 屈斜路湖畔の最も有名な温泉 砂湯 ここは名ばかりで入れる温泉はない。観光バスも必ず立ち寄り、みやげ物店や貸しボートもある。何百台も入る駐車場もあるが、肝心の温泉は駄目、失望します。 ![]() |
北海道の大地には、隠れるように点在する無料混浴露天風呂が多い。忘れられそうなものもある。湯槽の他には簡単な脱衣架けがある程度で、それさえも無いところが多い。しかしたぎらせる泉源の湯。人の多少にかかわらず、季節の如何を問わず待っていたかのように迎えてくれる。無料混浴露天風呂はふるさとのような不思議な魅力がある。今回又八が選んだ北海道の無料混浴露天風呂ベスト17の順位は次のようになりました。
あくまでも、無料の混浴温泉を対象としています。なので混浴でない無料の露天風呂は最後に並べました。
まだ行っていない無料の混浴露天風呂がどれほどあるのかわからないが、パンフや各種温泉の本に載っているところはすべて踏査したと思っています。
それでは、又八が選んだ北海道無料混浴露天風呂のベスト17をご覧下さい。いずれも実際に入って評価しています。(平成21年10月に行った記録です。それまで作っていたページをすべて作り直しリニューアルしました。)