キャメロンハイランド滞在記

     

  気候温暖、避暑、避寒の別天地 キャメロンでの滞在記録をのせました。
キャメロンがどんな所なのか?一緒に滞在している日本の皆さんの様子など書いています。
これから行く人は参考に 何度も滞在している人は画像が懐かしいことでしょう。






ようこそ~ようこそ~ようこそ~
                        ヘリテイジホテル              こんなクワガタもいる






マレーシアの高原リゾート地 キャメロンハイランドでの滞在記です。


2016.1.22.金曜日



ゴルフ場からの帰り、ホテルの送迎車を待っていたら「乗りなさいよ」東京から来ている83歳の男性にタクシー
同乗させてもらって助かった。 14回目のロングステイ中だとか。もう1人同じ歳の小倉さんという人も毎日ゴ
ルフを楽しんでおられる。
どないなっとんかな~この歳で毎日ゴルフを楽しめるってっていることだろう。日本のように四季があると土中か
ら出る時期は決まっているがここはいつ地上へ出てよいのやら、さっぱりわからない地域? 年中15℃~26℃
 学校も夏休みも冬休みもないのだろうか?一度尋ねてみたい。ビニールハウスで植木鉢を段々に積み上げた
りぶら下げたりしてイチゴを栽培している。一株に1個赤くなっておりそれを採るとまた次が1個できて年中収穫し
ているようです。気温の違いは生活習慣から動植物の環境すべてちがう。寒くなくて暑くないのだから冷暖房関
連産業はない。
四季おりおりの・・・がないから春咲く花も夏咲く花も区別がない。


ようこそ~

2016.1.23土曜日

この週末関西も厳しい冷え込みのようですね。
政田さん 夜遅くなってもアルコールで身体を温めると大丈夫ですよ。適度に飲んで下さい。

土曜日はゴルフ場も500円ほど割高 それでも2000円で回れるのだから安い。
午後は下界から登ってくる車で混みタナラタの街手前で2キロほど混んでいた。
ゴルフをしたあと茶畑を見に3キロほど歩いたがまだ遠くて倒れそうになったのであきらめた。そのとき2キロ
ほど混んでいた。帰りの3キロは登り、よく歩いた1日でした。

ゴルフ場には日本のようにプレー後の風呂はない。なのでホテルに帰って棺桶型バスタブに浸かって足を伸
ばすと至福タイム。とりあえず靴下だけ洗濯する。寝る前と2回風呂に入っている。1人ではもったいない部屋
ですが仕方ない。次回お内儀同伴の時はアパートを借りる要領もわかり、生活するのに街の様子もわかった
ので上手に滞在できると思う。リンゴが食べたくてみかん位の大きさのを10個買った。10リンギットで270円。
そんなに安くない。焼きトウモロコシは安くておいしかった。

ようこそ~



2016.1.24日曜日


日本は最強寒波で神戸でも最高気温1℃と報道 寒いだろうな~

こちらも少し寒いので温度計を外へ出してはかってみたらただ今18℃だった。
ここの気候は言うことなし。多少生活に不便でも、補って余りある快適さだ。
「こんなところに日本人だらけ」で夫婦での長期滞在が多い。この時期特に多い。
このホテルでも2~30人 街のアパート長期滞在はこの何倍も。
日本人が寄ると「日本は大寒波襲来のようだ!!」とニコニコして喋るのが定番

現地の食堂(と言っても屋台のような)を利用していると箸などを使わず手で食べている人を見かける。テレ
ビではよく見る風景だが目の前で見るとどうもいただけない。
マレーシアに住んでいるマレー民族やインド民族は手で食べる習慣があり皿の中でぐっちゃぐちゃにかき混
ぜて食べている。あきれて見ていた。美女も同じようにして食べている。
左手は使わない。不浄の手 彼らは日本人がエビやトウモロコシを両手で持って食べているのを見て不潔と
思うだろう。


ようこそ~


2016.1.25月曜日

このホテルには移動図書館なみの蔵書が貯められている。利用した客が積みあげたおびただしい日本の
本がある。本の数など薄厚、大小様々でどうでもよいことだが2千はある。ホテルの好意で図書室が用意
されるという親切さ。25日の日曜日は日本列島が寒波に襲われ九州でも雪、ネットによると台湾でも降雪
があったとか。その影響だと思うがマレーシアでも強風が続きとてもゴルフができない状態、加えてホテル
は日曜日に無料バスを用意してくれないこともあって図書室ですごした。過去の文芸春秋も多数あり、昨年
2月号作家 宇江佐真理の手記「私の乳がんレポート」(22ページ)を食い入るように読んだ。抗がん剤のこ
と以上に筆者の癌に対する心構え、対処法と柔軟な考え方に圧倒される。<死ぬことは怖くないけどただ
訳もなく寂しい・・・>は心がキューンと締め付けられた。最後の記述は
「そして、もう一度、癌患者に私は言いたい。大丈夫、あなたはまだ生きている。すぐには死なない、と。」

今日ゴルフ場で知り合った人と夕食を共にした。スチームなんとか 日本の水炊き。
朝食で同じ食卓だった人 HISで9万円 30人のグループ 入れ替わり立ち替わり人は過ぎていく。





2016.1.26火曜日

ギター 3台並べるとすごい!
過日 イポー買い物ツアーで待ち時間楽器店に入ったらたくさん並んでいた。
光線の影響か高価に見えたけど、政田さんのギターにある 右わきのプロテクターがついているものは
皆無だった。こちらが勝った!と思ったよ。
ロビーで再生してうれしく聴きました。最後の拍手 ロビーに響きました。

今朝も朝5時過ぎ イスラムの拡声器で神は偉大なりが流れて目が覚めた。
モスクがやや遠いので助かる。1日5回の拡声器もあと4回は注意しないと気にならない。時間はずれに
聞こえるのは日本人の詩吟朗詠。

男はゴルフなどで遊んでいて女性は暇 なので手芸 麻雀 トレッキング、テニス、などで楽しんでいるよ
うです。





2016.1.27水曜日

昨夕はヘルテイジホテルでロングステイ中の人たち36人(いずれもキャメロン会会員)が集まり夕食
会があった。
広いホテルの一室は健康や経済的に恵まれた人生の勝ち組と自負する人達が集まり洗練された雰
囲気で会食は進んだ。遠く日本を離れてこのようなところでの考えられない集まりにスピーチで感謝を
表明しておいた。
夫婦で参加されている人15組  東京を中心とした関東地方の人が大半で2ヶ月以上の滞在が多い。
ここはオールスクエアーですから・・・と云う意味は前職は一切関係ありませんということらしい。人生前
向きの人ばかりです。

85歳大澤さんご夫婦に次いで高齢の小倉さんご夫婦は83歳 その方のスピーチはまず足腰を鍛えて
転ばないことが第一、第二は風邪をひかないこと 次いで不義理もかまわないこと この3点を穏やか
な口調で語られた。今日もゴルフを楽しんでおられたようだが常春の南国で毎日ゴルフをしていると1と
2は難なくクリアー。三番目の義理を欠いてもよい・・・はロングステイ中の友の葬儀に参列出来なかった
ことを自身に言われていたのだろう。楽しい会食でした。

マレーシアの第二国語は英語でほとんどの人と英語で通じる。大阪を東京に代わる第二首都に大賛成
だが、第二国語を英語と宣言してもっと実用的な教育ができないものだろうか?この点日本は遅れてい
ると外国へ来るたびに思う。 





2016.1.28木曜日

こちらでの日課は2週間も経つと定着した。朝6時起床 ネットをチェックし、7時から朝食、朝食付きな
ので私には助かる。品数は多く誰も喜々としてチョイスして食べる。しっかり食べて昼食はビスケットと
果物で不足はない。食事が終わる頃ホテルが用意してくれる無料バスでゴルフ場へ。パー71の本格
コースだが川があちこちにありネットもないのでボールを落とすと拾えない。ロスとボールを30円で17
個買った。1週間もつかどうか?皆で回ったり一人で回ったりする。一人の場合は2発打って良いほうを
選びホールアウト

 している。終わったころ先のバスが迎えに来るのでワイワイ歓談しながら帰り棺桶型風呂に入って「極楽!
極楽!」と伸び伸びする。昼寝をしたあと街へ出て散策。一度帰り、7時頃夕食にまた出る。安くておいし
いので飽きない。
9時就寝 これが定番となっている。何もせずに気候だけをごちそうに過ごしている人もいる。

ゴルフの後、小倉さん(83歳ご夫婦)の部屋を訪ねて13年連続ロングスティのお話を伺った。
ただただ感嘆の極みです。晩年をこのように過ごせたらいいな~と思っていたお手本を目の当たりに
して、私の10年先が心細く見える次第。夫婦そろって健康に過ごせるのを天の神はどのように設計し
てくれているのでしょうか?匙加減をどのように差配してくれるのでしょうか?

一緒に来た中嶋さんは今日からタナラタを離れた。今日も平穏に過ぎていく。画像は今過ごしてい
るホテルの一室


ようこそ~



2016.1.28金曜日

旧正月が近づくに従い街も渋滞気味で、ゴルフ場も人が増えた。連日のゴルフで私の体も少しス
リムになったように思う。日焼けして黒くなったが体調はすこぶる良い。日本の冬、南国でリラック
スして遊んでいるのだから当然かもしれない。

この前の会食時のスピーチで趣味のことなど話した。ついでに木工や陶芸、今作っている茶室の
ことなどをHPに載せていることを付け加えた。すると色んな反響がある。
ロングステイ中のほとんどの人はインターネットが達者。スカイプは勿論のことあらゆる情報が早
い。「定年後いきいき生きよう30年」と題して10年以上前から休まず発信し続けて来た経過の
中で、木工、陶芸をはじめ趣味の記事は「すごい量」と言われるほどにふくらみ自分でも「ひつこ
く続けて来たから・・・」と返事しつつ、少しだけ満足している。エッセィの5に書いているが

「・・・しかし、次にプライバシーのことである。個人でホームページを作っている人はその内容にも
よるが、多分徐々にではあるがその人の考え方、家庭の様子、人とのつながり、経済的な様子な
ど、どうしても世間に知らしめてしまう。相手を選ばずに一方的に知らせてしまう。いわゆるプライ
バシーの筒抜けである。しかし、これはある程度は仕方がないことで、失うものあればまた得るも
のあり・・・であきらめた・・・」
と書いた通り私はその人のことを殆んど、全然知らないのに、読者は私のあらゆることを知っている
 と云う状態が続き、おれおれ詐欺の好餌になりかねなく注意が必要だとお内儀にも兼がね言って
いる。がそれにも増して拙いHPで得たものは大きく夫婦の励みになっている。見ていただいて
素直に感想を述べられる皆にありがとうございますと返事している。 


ようこそ~



2016.1.31日曜日

今日で睦月も終わり明日から2月、早いものである。と言ってもここキャメロンハイランドの気候は
日本のゴールデンウイークの気温がずーっと続いているので季節感は全くない。日本だと「1月も
終わりか?あと1ヶ月もすれば春だな~次第に日も長くなったし・・・」と感じる頃だが高原の街キ
ャメロンハイランドに住んでいる限りは季節の移ろいに鈍感になる。昨年この時期セブ島で過ごし
、一昨年は台湾でパラグライダーをして遊んでいたがここが一番のお気に入りとなりそうです。
今日は天気の良い日曜日、お茶の丘やいちご園、蝶園やお寺などを観光した。お茶は山の斜
面を切り開き機械刈りしているが、急斜面では手刈り。平地が少なく急斜面での仕事がほとんど
で大変な重労働だろうと推測した。1年に数回、エリアを分けて刈っては製品化する作業は気が
遠くなります。


ようこそ~



2016.2.1月曜日

今回こちらへ来て、人生前向きに生きる ってことについて考えさせられる。私も普段は前向きに
生きている男だと自負しているが、来年の予約をして帰るかどうかで迷っている。キャメロンハイラ
ンドに来て素晴らしい気候の下、ゴルフをしたり、街を散策したりで楽しく過ごしているが来年のこ
とになると予見しがたく決断が鈍っている。
そんな時こちらでお会いした小倉さんご夫婦のことを思うのである。71歳の時から13年連続、
毎年同じ部屋を予約して同じパターンで滞在されている。
日本の冬を脱出し遠く赤道近いマレーシアでゴルフをしたりで楽しく過ごされている。
今年も予約して帰られるのだろう。人生前向きなのである。 来年は84歳、健康や生活に不安が
ないとは嘘だろう。生身の身体、年々色んな不安材料も増すことだろうに前向きなのである。
そのような前向きご夫婦を他にも何組か見かける。
こちらの滞在がまずもって楽しいのだろう。安心して皆とワクワクしながら過ごせる時間を共有でき
るからなのだろう。きっと。また日本人でつくるキャメロン会の世話役の皆さんの対応が円滑なの
だろう。素晴らしいことである。良き晩年の手本なのです。
「生きられる時間はまだまだたくさんある。」その思いがひしひしと感じられる。

2016.2.2火曜日


キャメロン会の皆が利用しているヘルテイジホテルへはだらだらとした登坂が続く。誰が名付け
たのか「年金坂」と呼ばれており通るたびに「いいネーミングだなぁ」と感心する。日本の年金世
代の人たちが大勢、それぞれの歴史を背負って通る姿は現地人から見てどう映るのであろうか。
私はいつも「この坂道を歩いて登れなくなったらジ・エンドだな~」と苦笑しながら通っている。
なんだか体力検査をされている気分。この坂道の途中にイギリス系の教会がある。妻にスカイプで
これから礼拝した後、市内観光へ行ってくる、と伝えて軽やかに門をくぐったものの少し気位の高
い雰囲気でおじけた。説教はすでに始まっていた。
正面に十字架に処刑されたキリストの像がリアルで気持ち悪いほどだった。見るにつけ両手首を
釘で打たれた残酷な場面で「父よ彼らを赦したまえ」と言えるのだろうか?私の想像を超えた言
葉だな~と、ホンマだろうかと?さらにもう一つ
神は「あなたがたに耐えられないような苦痛を与えはしない」と言われたがこの像を見て、嘘では
ないのだろうか?信じていいのだろうか?・・・と 私の信仰心はこんなもので笑われる。


ようこそ~


2016.2.3水曜日


ロングステイ中毎日ゴルフを楽しんでいる人は多い。キャメロン会員には割引特典があるので
全員が恩恵を受けている。加えてホテルが送迎までしてくれるので「楽ちん」で遊べる。料金は驚
くほど安く、保険まで付いている。暑くもなく寒くもない好天の下 何も忘れてただ白球を追って歩
くだけでも健康に良い。晩年の見本夫婦と呼んでいる小倉さん(83歳)は「この頃週休2日制にし
ているョ」と言っておられたが、ほとんどの人がほぼ毎日プレーしている。夫婦でゴルフを趣味とし
ておればこれ以上の環境は今までに見たことがないから自信を持ってお勧めする別天地だ。
ただ、距離はさほどないが、コースのあちこちに川があり、フェアウエーも狭く正確さが要求される。
川へ落ちると拾えないからいかにボールを無くさないか、に専念する。公営なのでロストボールを
拾って生活の足しにしている人がいる以上、転び止めの小さなネットが張られることはないだろう。
この国でも原住民の経済的地位を向上させるため優遇政策がとられているが、長い目で見てそれが
裏目になり今後の課題だそうだ。経済、教育、就職面などで優遇する政策だが、最近非マレー系、
中国系などへの配慮から政策の一部が見なおされている。ゴルフ場でもコース管理やキャディなど
は土地の人が担当しているようだ。


ようこそ~


2016.2.4木曜日

今日も皆さん元気でゴルフを楽しんだ。送迎車にも2回来てもらったのでこのホテルだけでも20人を
超えている。アパート居住の人も多かったのでゴルフ場は日本人でホクホクだろうナ~? 86歳の大澤
さんは今日も元気でホールアウト。
米寿をゴルフをしながらここで迎えたいをおっしゃっていると聞いて スゴイ!!86歳だよ~少し腰が
曲がっておられるが、クラブを持てばまだ青年。尊敬します。

待ち時間 お手本の小倉さんから話を伺った。先日到着し荷物を解くやいなや肉親が亡くなったとの
報、急ぎその足で帰国された人のことを。悲喜こもごもの人生模様がここにもある。

昼食は隣町ブリンチャンから買ってきてくれた肉まんをいただく。飛びっきりおいしかった。画像は
ホテルの送迎車


ようこそ~



2016.2.5金曜日

このホテルは日本の2階が「1」の表示で1階が「G」地下が「B」私はいつもG階と呼称してし
「G階ですか?」と訊ねたりもしている。
たまたま乗り合わせたイギリス人にGは何の意味か尋ねたら手を横に拡げてGroundの意味だと
教えてくれた。地下はBasementの「B」
日本だと1から始めるがイギリスでは2番目が1でややこしい。この話をしたら良く一緒に旅をする
中嶋さんが笑えない話をしてくれた。

彼は単車KAWASAKIの設計技師で米国への輸出が軌道に乗る前、完成車を送った。ところが
どうしても定格出力が出ないとクレームが来た。不良品呼ばわりする。会社からお前が行って来い
と言われて嫌々行って調べたらエンジンのあるギアーが1コマずれていたので当然の結果だった。
訊いたところ一度分解して検査をし組み立てる際に技師がマークの位置から次を1と読んだこ
とが原因だった。その間違いがないように取説でも注意書きしているのに・・・専門家でもこの間
違いをするから、気をつけるにこしたことはないと諭してくれた。

ようこそ~


2016.2.6土曜日

ホテル主催の1泊無料招待旅行が3月2日にあるが残念ながら帰国後で参加できない。今日
現在廊下のボードには参加希望30人余の申し込み名が書いてある。
年1度ある楽しい旅行で、ホテル側も日本人を厚遇してくれているんだな~とわかる。世話役は
キャメロン会の人が数人で担当するようだ。今回初めての滞在でいろんなことがわかった。ゴル
フをしない妻でも退屈せずに滞在できそうだ。女性が参加する色んな催しも多く、そのほか食事
会や買い物ツアー等々グループで計画し楽しく過ごしている。昨夜は西宮から来られている河野
さんの誘いで隣町ブリンチャンへ中華料理を食べに行った。ロビーで待ち合わせているときあちこ
ちで歓声があがっていた。5日はボーナス現金手渡し支給日、私もその昔が懐かしい。


ようこそ~


2016.2.7日曜日

「歌声サロン」に参加しませんか?と前週言われていたので参加した。「普段はもっと多いので
すが今日は集まりが悪いです。」らしいがそれでも20人以上の人がスクリーンに映った映像と
歌詞を見て皆と一緒に歌う。楽しいひとときでした。戦中から戦後の激動期の歌は背景が強烈な
ので想いが深い。遠い異国で青春時代の懐かしい歌に目頭を押さえていた人もいた。あっという
まの2時間でした。歌は心を1つにする神通力のようなものがあって歌声サロンが好まれる証左だ
と納得する。この日は絵画もあったし囲碁の会もやっていた。来年お内儀を連れてきた場合、歌声
と女性麻雀は嬉しがると思う。手芸と絵画にも食指を動かすかもしれない。ゴルフは私のような下
手くそに手ほどきを受けたくないらしく、「やったら、あんたよりうまくなるョ」と公言しているので私以
外の人に師事したいらしくそこは考えなくてはならないな~ ホテルの自室に戻りながらそう思った。
しばらく後 歌声でご一緒したお手本の小倉さんから五目寿司の差し入れがあった。雨降りで夕食
を思案していた矢先だったので大いに嬉しかった。部屋で少し話がはずみ、石原慎太郎さんが小
学校5年の時小樽から転校してきて同じクラスで勉強したこと。裕次郎もいたことを聴いた。「辿り
着いたら岬のはずれ♪」を歌ったので思い出されたのだろう。


ようこそ~


2016.2.8月曜日

日曜日はあいにくの天気でゴルフ場はガラスキ状態。3人で回り、夕食はアパートの藤平さん
宅で水炊きするからと言うので 行ってきた。月48000円 1人で借りている。もちろん生活必
需品はすべて揃っている。2LDK 家族4人は住める。たまたまこんな良質なところが見つかっ
たのだろう。この際アパート居住ロングスティについて訊いてみた。日本人居住数はホテルと比
してアパートが断然多い。これには らしい!という推測が付き実数は把握出来ない。キャメロン
会に入っている人たちはホテルのイベントやサークルに参加できるのでおおよそわかるが、それ
以外の長期居住者はわからない。現地のアパートオーナーはほとんどが区域外居住で中国人
が多いそうだ。その中国人が自国民を嫌い「日本人以外には貸さない!!」と怒っているらしい。
部屋をむっちゃくちゃにして出て行くので日本人の行儀良さに惚れている。探す方法は「アパート
貸します。」の看板を見つけてそこへ電話するのが一番簡単。オーナーは常時アパートに待機し
ていないから。月料金は大体どこも50000円前後。どちらが良いか ホテルとアパート 3箇所を
見て回った。快適さではホテルが優れる。画像は藤平さんのアパート台所


ようこそ~


2016.2.9火曜日

爽やかな好天 ゴルフ場も正月と重なって大盛況、日本のように予約制ではないので差が
大きい。元気な大和なでしこさん達は夫婦で回ったり、今日は女性ばかりで回っておられた。
腕もお世辞でなく大したもので指導を受けたい位だ。このゴルフ場も民営化の計画があり、
先日は新規採用のキャディ講習?をしていた。若い女性が多かったのでゴルフ場も華やか
になるだろう。ゴルフ場からの帰りは車が渋滞なので歩いて帰る。途中 三宝萬佛寺へと歩
いている日本人とすれ違った。正月の期間おせち料理であるイーサン(魚生)が無料で振る
舞われている。
街は中華系マレーシア人の祝日(正月)で大混雑、宿泊先はいずれも満室。街中が赤ちょう
ちんと桃の花のデコレーションできれい、爆竹も鳴ってお祝い気分一色です。神戸の中華街
も同様に賑っていることだろう。ホテルへ帰ると机上に「花開富貴・五福臨門」と書かれた紅包
に現金が入れられオレンジ2個が添えてあった。正月気分が伝わってくる。歌声サロンのこ
とを書いたら早速政田さんが又八の画像掲示板に「北の旅人」を演奏しアップしてくれた。
画像はINスタートを待小倉さん(左)



2016.2.10水曜日


ゴルフをしていると道を挟んだホテルが喧噪になった。民族衣装をつけた10人ほどの青
年が太鼓、シンバルや銅鑼の大音響で進み先頭にはひときわ大きなピンクの獅子が舞っ
ていた。こちらの正月風景で中国獅子はとても華やか。玄関の入り口やや高いところに
(赤い封筒に入ったお金)が下がっておりそれを獅子が背伸びして口にくわえた。
帰りは車で大渋滞、ゴルフ場を出て、山道を迂回し渋滞を横目に難なく帰ってきた。いつも
のように棺桶型バスタブに入って「極楽!極楽!」
さて、こちらの滞在も残り少なくなってきた。日本の冬を脱出して快適に過ごしたのであっと
いう間だった。「キャメロン会」に入れてもらったおかげで現地生活が極めて楽しく来年も
是非来たいと思う。何故気に入ったのか?それは、素晴らしい気候の地で毎日ゴルフを楽し
めたこと。夫婦でゴルフができればこの上なく楽しい所だ。安いゴルフ場と絶好の気候が
ある限り、冬と夏の2ヶ月はこの地は繁盛するだろう。
日本人のロングスティも1ヵ所定着型ではなく、最も良い時期に良い場所を選んで移り住
む人が増えているような気がする。




2016.2.11木曜日

今日も快適な天気 ゴルフ場でお手本の小倉さんが帰り支度をされていたので、「ご一
緒の写真を撮らせてほしい。」と頼むと快く応じて下さった。私は73歳だからあと10年を
元気に過ごしてやっとお手本の歳、この10年の坂道は遠く険しい。ここに来ての3年、5
年先が心細いのに10年を生き抜くのに自信がない。多分。たとえ生きていてもゴルフが
出来るとは思えない。「5年先が元気かどうか分からない。」と自嘲気味に言ったら、何だ
よ!その弱腰は!と流し目で叱られた。続けて、毎年ここへ来てたら10年はあっと言う
間に過ぎるよ!とご自分の13年連続のロングスティ体験もあって「来年から奥さんとい
らっしゃいよ。」と誘われた。お内儀は腰をあげてくれるだろうか?毎日夫婦でゴルフを楽
しんでおられる方は他に大澤さん、河野さん、佐野さん、鈴木さん、田中さん、原田さん、
宮内さん、麻生さん、工藤さん、橋本さん、渡辺さんらのご夫婦を知っている。アパート居
住の名前の知らない人はまだまだたくさんおられる。このような多数の夫婦が毎日ゴルフ
を楽しんでいる姿など日本のゴルフ場でも見かけたことが無い。外国でも無い。おそらくこ
のゴルフ場が世界で1番、日本人夫婦が多く楽しんでいるゴルフ場だろう。




2016.2.12金曜日

朝6時40分に駐車場に集合する「朝粥会」に参加した。暗いうちから歩くこと5キロ ブリン
チャンの手前で明るくなった。毎週2回 アパートに住む日本人を中心に集まる情報交換の
場を兼ねた買い物ツァー。世話をされている望月さんに挨拶をすると「あっちゃんと呼んで
ください。」あっちゃんは10年も前から道路の美化に努めておられる奇特な日本人で知られ
る方。いろんなところでいろんな方が世話をして、初めての者でも安心できる。買い物も終わ
りゴルフをして帰った。

車は日本と同じ左側通行、めったに警笛を鳴らさないので街は静か。ところが方向指示器を
出さない。指示器を使わない。これにはまいる。日本人は皆不思議に思って「なんでかな~」
と頭をかしげている。もう一つ不思議とまではいかないが不便なことがある。ヘリテイジ
ホテルは丘の上にあり、先に書いた教会や多くのアパートが並び、四囲は道路が取り巻い
ている。すぐ下にはロイヤルリリィというアパート群があり北には学校も並んでいる。いずれも
すぐ見えるところにあるが、通じる小路がない。日本人の感覚ではこれらを結ぶ小路があり
そうだが全くなく、例の年金坂だけしか通じる道がないのでぐる~っと回ることになる




2016.2.13土曜日

ロングスティはを楽しんでいる人達と接して過ごしていると色んなことがわかる。健康が一番
だが、少しの経済的余裕と少しの語学力が皆にある。それに付け加えると好奇心だろうか?
1人を楽しむ人やグループを求める人に分けられるが、日本と違った民族の歴史、宗教や習慣
などの異文化に触れるにつけ新しい自分を発見したりする。多少の不自由さはあっても日本
では味わえない満足感がある。生きている幸せを感じるのかもしれない。こちらでゴルフを
ご一緒していた藤平さんもそんな一人でここをロングステイの地と決め、充たされた日々を
送っておられる。この冬は明日帰国されるというのでお別れに、日本人が好むタイガー缶ビー
ルとつまみを買ってアパートを訪ねた。
茅ヶ崎にお住まいで、毎年冬と夏この地に滞在し、以前はテニスをしていたが、今はゴルフを
続けておられる。定年退職前から東南アジアはほとんど回ったそうで、他にゴルフを安くて楽し
めるところと言えばボルネオにあるそうだが、何しろ暑く、この場所が一番良く、ここへ来れば
体調も良くなるらしい。フィリピンでの語学留学で英語は堪能、現地語も少しは話される。今年
5月には友達と神戸の我が家で再会できそうなので楽しみにしている。


2016.2.14日曜日

1ヶ月間楽しく過ごさせてもらって感謝!感謝!寒い日本ではさしたる作業も出来なかった
と思うが、こちらへ来て多くの人と会い、違った自然、文化に触れ、思いっきりゴルフを楽し
んで真っ黒になりうれしい限りです。子供の頃に帰って機嫌よく遊んだという感じです。日本
を遠く離れているから、何のしがらみもなく白紙に絵を描く気分に似て新鮮に日々を過ごしま
した。最後の日記になりました。お付き合いをしていただいた方 ありがとうございました。体
調も良好、お手本の小倉さんに色々教えてもらって、来年の滞在を予約して帰国します。
「あれこれ日記」は字数制限がある上、1日1度しか書き込みが出来ないので不便ですので
、帰国後は「又八の画像掲示板」で発信します。又ご覧下さい。
(この画像掲示板はセキュリティの関係でマレーシアからは書き込み出来ません。)

画像はマレーシアの国旗とパハン州の州旗です。キャメロンハイランドはパハン州に属し
ておりこの2っの旗はホテルでもゴルフ場等でも四六時中掲揚されていました。日本では
国旗は勿論、県旗など県庁とその出先機関以外はあまり見かけません。我が国は素晴らし
い国、もう少し国や郷土を愛する国民でありたいものです。





今回のロングステイ記録はこれにて終了 来年も行きたいな~ 元気であればきっと行くゾー お手本の小倉さんに会いに行く!!

そして、この続きに また記事を書いて思い出に残したい。



マレーシア キャメロンハイランドでロングスティを楽しむ会「キャメロン会」が全国の
有志で結成されていますが、その関西支部会が大阪であり、参加していろんな話を
伺ってきました。今年の冬、現地で過ごした懐かしい方ともお会いできてうれしかっ
たです。(2016.5.17)


キャメロンで知り合った神奈川県茅ケ崎にお住いの藤平さんが山の家を訪ねてくれ
ました。初日は雨でしたが次の日神戸市内を案内し楽しく過ごしました。マレーシア
へ行きたいとかねがね言っておられた里山爺さんも藤平さんから現地の様子を聞き、
早速入会手続きをされました。来年の冬キャメロンで再会できるでしょう。
(2017.6)





関西支部有志のゴルフコンペ 2017.10.21 千刈)



マレーシアでロングスティを楽しむ会(キャメロン会)の関西会有志が大阪市内に集まり楽しく意見交換しました。現地の治安情勢から最近の物価などについて教えてもらいました。
もう2ヶ月もすると私も参加して皆さんと楽しく過ごすことが出来るでしょう。
おいしい料理と美酒、楽しいスピーチに時を忘れます。有難うございました。2016/11/11




5月8日午後、大阪御堂筋本町で関西支部茶話会があり参加しました。4月23日に千刈カントリーでゴルフコンペがありましたが、美味しい料理に酒などをいただきながらの歓談はまた趣が違います。門田さんの乾杯の発声で盛り上がり、次々と色んなトピックニュースやら新情報に時のすぎるのを忘れて楽しく語り合いました。やはり現地事務局の貝原さんが参加されているので質問やら場面場面でどうしたらいいのかなど、チェンマイの耳寄り情報は門田さんや石原さんから、ゴルフの話は別格の住吉さんからなどで、盛り上がりはハンパではありませんでした。傾聴しながらさらにキャメロンが好きになった次第です。録音してユーチューブで皆さんに聴かせてあげられないのが残念でした。








4月23日、新緑がまぶしく公園のようによく手入れされている千刈カントリー倶楽部で恒例のキャメロン会関西支部ゴルフコンペが開かれました。初夏のような気温で半袖の人もチラホラ、全員元気にホールアウト、懇談では現地事務局の貝原さんからタクシー事情や最新情報などを伺い盛り上がりました。運よく私が優勝、準優勝は住(一恵)さん、3位は高城さんでした。
全員が趣向を凝らした賞品をいただき大喜び!私は夏場は行けないので、来年冬の再会を約して帰途に就きました。


2017.1.18  何年に一度の寒冷前線にスッポリ覆われた日本をあとにして機上の人となった。
エアーアジアは外人さんが半分以上を占めている。客室乗務員のうち3人は日本人ですと
放送していた。定刻を1時間40分も遅れて離陸、31℃のクワラルンプールに着いて懐
かしい小倉さんご夫婦と会えた。今年84歳、14回目の長期滞在だと言っておられた。
バスに乗って300余りのカーブを曲がって登りホテルに着くと日付が変わろうとしてい
た。
空港からは用意されたバスに関東組 関西組16人が乗りこむ。お世話していただいた
高橋さん、ありがとうございました。

明日から暖かいところで機嫌よく過ごします。  

 2017118  ホテルの1階、歌声サークル等に使わせてもらっている部屋で30人を超える人が集まり
懇親会があった。リタイア後悠々自適組の集いは穏やかで屈託がない。乾杯に続いて自己
紹介が回ってきた。その時はごく普通の自己紹介で、「助かった!!」と思っていたら
「又八クラブ」のことを話せ と副会長、私は皆の前で話すのは不得手、好きではない。
教養が知れるな~などいろんなことが巡る。今日もいろんなことを断片的にしゃべ
ったのでいろんな点で気になり、部屋に帰っても伸び伸びっとできなかった。まぁ、良い。
これが性格だから・・・
キャメノン会に集う皆さんはトゲがない。みんなゆったりしている。健康で経済的にも
家庭的にも少しゆとりがある。会を終わりに石原慎太郎と同じクラスで学んだ私のお手本
小倉さんが5っのKについて話された。晩年の幸せで大事なことは健康・好奇心・行動力・
交友・金だと。私より10年先輩の小倉さんだからそれぞれのことについてもっともっと聴きたかった。
キャメロン会には自慢をされないが、仰ぎ見るような懐の深い人格者がたくさんおられる。
茶道での出会いもそうだが、この会での出会いもまたうれしい。

 2017119  ゴルフを楽しむ
前年、預けて帰ったクラブを受け取り、手引きのカート(キャメロン会所有、無料貸し
出し)にセットして、ホテルが用意してくれたバスに乗ってゴルフ場へ着いた。
1年間預けていたのでカビなど生えているかと心配していたが管理がちゃんと出来てい
たのか?グリップやシューズ(前年、現会長の河野さんから「足に合えば使ってください」
ともらったもの。)も大丈夫で安心した。前回滞在時は22回ラウンドした。今回は体重
を少し減らしたいし目標30回。
湘吉さんが待っていてくれてインコースから回った。
1年ぶりのフェアウエーは、良く整備されていて気持ちよかった。何度も深呼吸して「こ
こはいいな~」と連発して湘吉さんに笑われた。大沢さん、小倉さんの歳までゴルフが
できるよう健康でいたいものです。
暑くもなく寒くもなく、最高!!帰りはホテルのバスに遅れたので2人でタクシーに乗る。
昨年より60円上がって240円だった。バス代程度でタクシーに乗れるからこれも有
難い。イギリス人が開発した街なのであちこち洒落た風景が見られる。(画像)
 20170120  マレーシアでも南十字星が見えるはず。
以前、ニュ―ジーランドのクィーンズタウンに滞在したときは南十字星をよく眺めました。
毎年11月頃に逆さまになり、毎年5月に頭の天辺にやってきます。
空気がきれいな街なので星を見に来る人もあります。
北極星はカシオペアと北斗七星を取り巻きにひときわキラッと光っているが、南十字星は
わかりにくい小さな星座で、いばっているのはニセ十字星でこれとまちがえます。
北極星は一度覚えると忘れることはないが、南十字星は教えてもらってその時はわかって
も次に見たらどれだったかな~となるようです。
サザンクロスと呼ばれて日本でも色んなところにその名が使われていてマレーシアでもよく
見えるはずなのですがそれがなかなか見えません。高原独特の気象がじゃましています。
午前中は良い天気でも夜はほとんど曇っています。
昨年はホテルの北側部屋だったのでついに見ることが出来ませんでしたが、今年は南側 5階
なのできっと見つけて写真を撮りたいと思っています。乞うご期待!!

ようこそ~
 20170121  月光荘

タイのシルク王でアメリカ人の大富豪 ジム・トンプソンがタナラタの丘の上 月光荘に来て4人でピクニックから帰った後、椅子の上に上着とたばこ、それに持病の薬を置いたまま突然所在不明となった。昭和42年春のことである。
事件か、事故か、自殺か、全くわからないまま現在に至っている。狭い街で道も1本で誰が考えてもすぐに見つかるはずであったがわからない。事件であれば遺産相続がらみ誘拐か?
かって諜報謀略にかかわっていたのでその筋か?事故であればジャングルの豹にやられたか?
交通事故がらみの殺人か?自殺であっても全てが霧消することはありえない。警察だけでなく
軍隊まで出動、住民も日を決めて捜索に加わった。占い師や祈祷師もあとをたたない。

この出来事を松本清張が現地取材し書き上げた推理小説「熱い絹」は壮大な推理から月光荘
の敷地内に糸口があるのではないかとほのめかす。日本の軽井沢から始まって国際刑事機構
の捜査へと息をもつかぬ展開で面白い。

その月光荘はあまりにも有名で、かつ今もそのまま残っておりゴルフが終わってから行ってきた。
ゴルフ場の東を北へ1キロ余り上る。坂道ばかりで標高差200ほどあり徒歩ではしんどい。
南に開けた高台に建っており、恐ろしい未解決事件を引きずっているとは思えない。
手前の日光荘からは立ち入り禁止、写真を撮ろうとしたら断られた。
貸別荘として営業を始めるようです。画像はネットから借用
ようこそ~
 20170122  今年もお元気な小倉さんご夫婦をはじめ昨年ご一緒した20人ばかりの皆さんと一緒にゴルフができる。

ホテルが用意してくれる小型バスに乗ってゴルフ場に着くのが9時半過ぎ。
預けているバックが出発を待ってきれいに並べられている。それを受け取っていそいそとティグランドに立つ。このゴルフ場は夏も冬もなく年中青々としておりはるか遠くホールアウトしていく仲間がみえる。
1番ホール スタート前に小倉さん夫婦と一緒に写真を撮ってもらった。
おだやかな人柄。昨年よりも若返られたように思う。84歳という年齢を感じない。

私より10歳の開きがある。ロビーで健康の秘訣などを少し伺った。
紙関係の仕事を65歳でリタイア、20年経った今でも週2回のゴルフ、プールでの1時間歩行など在職当時よりも活発に身体を動かしておられるとか。80歳過ぎてから車を買い替え
新潟の娘さん宅まで4時間の運転も苦にならない。出来れば90歳頃まで運転したいと言っておられた。
私のホームページの副題が「定年後いきいき生きよう30年」として夫婦の趣味などをのせ
ているが、私も小倉さんを見習い、90歳まで健康で過ごしたいものです。
そうは言っても夢のような世界、当面75歳の壁を越えたいとかなんとか書いたばかり。
気が遠くなる。小倉さんは「過ぎてしまえばあっと言う間」と言われるが!!

ようこそ~
 20170123  楽しい買い物ツアーの日
タナラタは人口6千人ほどの小さな高原の街です。滞在が長期になると日本食材などをはじめ買えないものがあって、キャメロン会の世話役の方が買い物ツアーを計画してくれます。
近くと言ってもイポーまでバスで2時間弱、今日がその日です。
私は昨年イオンでゴルフクラブを買いに参加しました。今年は何も買うものがないので不参加。
皆さんどんなものをかっておられるのでしょうか?やはり日本食材を中心とした食料や調味料。
ビールなどのアルコール、衣類や靴、電気製品や日用雑貨などなどです。
イポーは錫鉱業で発展した人口100万人の都市で福岡市の姉妹都市でもある。
日本人の商社マンもたくさん住んでおり、日本国内で買うのと同じように買える便利なところで両替をしたり、チラシ寿司やチラシ弁当なタナラタでは食べられない日本食も人気です。
また行き帰りのバスの中での情報交換などで楽しまれているようです。

ようこそ~
 20170225  邦人困窮者

マレーシアでは困窮邦人は見かけない。ましてキャメロンハイランドでは予備軍も見かけない。

タイやフィリピンでは邦人困窮者が増えて社会問題になっている。何といってもフィリピンが多く、年間1000人以上が大使館に駆け込み助けを求めていると聞いた。大使館もこれには困っている。生活の支援などそんな予算もない。せいぜい日本にいる親族に電話するぐらい。
女性の甘い言葉にコロリと騙され金をむしりとられた挙句、捨てられるケースが最も多い。
最後には麻薬覚せい剤をつかまされて刑務所行きが仕組まれた罠らしい。

国別の困窮邦人は1位はフィリピン2位がタイ、3位がアメリカ、4位が中国、5位が韓国となっておりマレーシアは少ない。多分滞在ビザの審査基準がきついからなのだろう。
フィリピンだけで全体の半分近くを占めておりその数は圧倒的。
日本では女性に見向きもされなかった中年男性、フィリピンの女性に騙されないように。

ようこそ~
 20170225  キャメロン会でゴルフを続けている人で70歳を超えている人が半数以上、一番の高齢は昭和5年生まれの大沢さん 86歳 昨日書いた小倉さんご夫婦 84歳とこの2組が80歳を超えて別格で、ゴルフ場だけでなく、あちこちで羨望と尊敬の眼差しで見られている。
今日は大沢さんに話を伺った。
「ここへ来ていると気持ちいいし快調ですョ」静かな口調で話される。市場への買い物で往復ご一緒した。年金坂はゴルフのロングコースよりやや長く我々でも疲れる緩やかな坂道をご夫婦で楽しげに話をしながら歩かれる。
経理関係の仕事を卒業後、ゆっくり滞在できるところを探してここに決めてから15年ほどになるそうです。毎年冬場だけご夫婦で来られて2ヶ月の滞在。
こちらでは週2~3回ゴルフをされている。
「長寿はやはり遺伝子が大きく関係している」とも言っておられた。
また、昭和20~22年生まれで早く亡くなる人が多いとも・・・
出生時の栄養状態が悪かったせいだろうか?
画像は5番ホールから6番ホールへ渡る橋の上で撮らせてもらった。6番ホールは急な登りミドルコースでこの日は同じ組の人が下りてくるのを待っておられた。鎌倉市在住

 20170128 流行性感冒と交通事故

こちらに来て3日目に風邪の症状で微熱、倦怠、ノド痛で、「ウイルス性の感染症」ではないかと疑った。皆に聞くと私一人ではなく10人ほどが同じような症状だとわかった。
抗生物質を飲んで、寝ていると症状は2日で治った。病院へ行って薬を処方してもらった人も数人いるらしい。外国でたかが流行性感冒でも、夫婦で来ている人はまだしも、お一人様は心細くなったりした。

でも、キャメロン会には渉外担当をされている人とか、通訳が出来る人がおられて、色んな場面、場面で協力し合って楽しく滞在ができるよう配慮されている。
いつでも手助けして貰える。自分のことのように応援してもらえる・・・ことを知っているので今までの一人旅とは違って大いに安心できた。

ところで、マレーシアは交通事故死が多い。キャメロンでも信号機が一つあるが、点滅になっており、人よりも車優先で十分気を付けなければならない。特に不思議なのが方向指示器
を出さないこと。警笛を使わないこと。静かなのは良いが危ない時がある。気を付けましょう。

画像は風邪も治ってゴルフへ向かう皆さん 

 20170128  スズメバチ

巨大なスズメバチの巣がある。
ゴルフ場アウト3番テークオフの横にズタ袋をぶら下げたような異様な物体がある。
とても巨大、日本では見たこともない巣。(画像)
年中、常春の国なので日本のように越冬する女王蜂を除いて死滅することはない。
ハチは好きなだけ蜜を集められる環境にあるので性格が温和なのかと思えばそうでもない。
また、巣は至る所にあって、日常の風景でもあるからゴルフ場も知らん顔である。
ハチから見れば、白いボールがうなりを上げて巣の横を通過し、よく見ると棒を持った人間が数人、徒党を組んで巣を奪いに来ているように思うのだろう。堪忍袋の緒が切れて、急降下して刺している。何人か刺されている。
「ご注意」として このティグランドからはナイスショットは危険につきご遠慮ください!!
と書かれた看板があると言うが、見つからない。
ローカルルールとして巣の真下へボールがある場合は30ヤード以内へドロップできる。
そんなのないよな~。
今日もここを通る人は天を仰ぎ、ハチを避けて小走りに通過している。

 20170129  南十字星

昨夜は良く晴れて10日ぶりに南十字星を見た。

画像の中心にあるのがそうです。確認の仕方は次の通り。

①南十字星(みなみじゅうじ座)の左隣に、ポインターと呼ばれる明るい星が2つ見える。
②南十字星の右側の星(δ星)が、他の3つの星に比べて少し暗い
③南十字星の十字架の左下が、少し暗くなっている(石炭袋という暗黒帯があります)。
④南十字星の右側の星(δ星)の左下に、もう少し暗い星が見える(ε星です。エクボ星と呼ばれています)。

この4っの条件を全て見られる画像が撮れました。珍しいことです。

タナラタの街周囲は山に囲まれ、南の空が開けていないので見つけにくいですが、ここヘリテイジは丘の上、南十字星を見るのには願ってもない高台のホテル 0時頃は左下に。
明け方は真ん中に移動しています。画像は明け方撮りました。
北半球に住む我々のあこがれの星、この星を見ながらロマンチックな夢を見てください。

 20170129  旧正月

28日から3日間、こちらの旧正月で賑わっています。夜中の花火は目が覚めるばかり。
三宝萬佛寺では正月の期間おせち料理であるイーサン(魚生)が無料で振る舞われている。
ゴルフ場は正月と日曜日が重なって数組しかプレーしていなかった。貸切り状態 湘吉さんと「気持ちいいナ~」と言いながらアウトコースから回った。帰りは車より歩くのが早い。

小さな高原の街は車で一杯。ホテルも満員、走っている車はトヨタ、日産が多くほとんど日本製。
ゴルフへ行く前、日曜市へ出かけた。アパート住まいの日本人はここで食材を買っているようです。
値段は日本の6割ほどか?私はよくわからないが一緒に買い物した人が言っていた。(画像)
衣類から魚、乾物から野菜など見たことがない種類もあって面白かった。
部屋には昨年と同じように、オレンジ2っと「花開富貴」と書かれた紅包に現金が入れられテーブルに置いてあった。皆で正月をお祝いしましょうの心付け。


 20170131  フェアウエーを横切る川

毎日通うゴルフ場、飽きない楽しいスポーツです。このゴルフ場は公営で何度か民間経営の話がでているも、なかなか進んでいません。過去の経緯や地元との調整が難しいのでしょう。
コースはパー71で高低差があるためタフな感じですが、何よりも気になるのがフェアウエーを縦横に横切っている深さ2メートルほどの川です。18ホールのうち半分以上あります。
この川にはネットも何もないので、ボールが転がって入り、拾えません。
昨年も同じことを書きましたが、現状維持のままです。
小さなネットを張るにはそんなに費用がかかるとは思えませんが、ロスとボールを拾って生活している現地の人がいる以上、原住民優遇政策があって難しい課題のようです。

 20170201  ドラゴンフルーツを食べた。

熟してからとると日持ちがしないことから完熟前に輸入しているので日本では味がうすい。
キーウイのような食感でおいしい。大型のサボテンにぶらさがってなる。
最近日本でも園芸用として人気が出ているらしい。栄養価はどうか?

【ビタミンB1・B2、葉酸、ナイアシン、ビタミンC、カロチン等のビタミン類の他に、カリウム、マグネシウム、鉄等のミネラル類が豊富に含まれています。
その他にも美容に嬉しい食物繊維や、老化防止に役立つポリフェノール、アントシアニン等の抗酸化物質も含有し、さらに解毒作用をもつアルブミンも入っています。
低カロリーで食物繊維が豊富なドラゴンフルーツは、美容食としてうってつけの果物。
カロリーは、100g当たり約50kcal、1個当たり約130kcal程。食物繊維はバナナの約65倍も含んでいるといわれています。食物繊維は腸内の悪玉菌を減少させ、有害物質を体外に排出する役割を果たすので、女性の大敵“便秘”の解消にも効果的ですね。】

とよさそうに書いてあった。こちらのドラゴンフルーツは完熟品なのでおいしい。

ようこそ~
 20170202  野犬

マレーシアは治安もよく住みやすい所ですが、あちこちに野犬がたむろしている。
暖かいところで餌も十分あるので増えているのだろう。
この地で野良犬を見て感じるのは、彼らはとてもおとなしい。
しかし、犬は本来凶暴で、相当大きな動物でも数匹で殺してしまうほどに強い。

あまり公式発表はないが2年前、インドネシア バリでの記事がある。
  【今年に入って狂犬病による死亡者は、バリ州内で13名となりました。
   州内で犬に咬まれる事例は引き続き多数(1日120~125件)
   報告されており、さらに犠牲者の増加が懸念されます。】マレーシアでも同じ状況。

今のところ噛まれたというニュースはないが、狂犬病予防注射制度がないので、その病気を持っているかもしれないから近寄らないことが大事
狂犬病は恐ろしい病気で100%死に至り、治療の方法がないときく。

画像は通称年金坂周辺に住んでいる野犬。注意しましょう。

ようこそ~
 20170203  キャメロンの気候は魅力的

キャメロンハイランドは何と言っても気候風土が魅力、この気候には惚れ惚れします。
同様の気候を求めてインドネシアバリ島、キンタマーニ滞在したことがありますが、生活する上では不便です。ゴルフ場も近くにありますが、寄り付きがたい風葬の村があったりで、長期滞在にはインフラが整備されていません。数泊しただけです。

熱帯性高地気候で(熱帯域にあり、年間の気温変動が少なく、毎月一定量の降水がある気候)で室温は夜も昼も大体20℃前後。 だから、冷暖房は必要ありません。電気屋さんには片隅に2台、扇風機が置いてありましたが煙を排出するとか、ほかの目的に使うようでした。
アパート居住の日本人で電気ストーブを持っている人がいるそうですが、普通はいりません。

日本では四季があって、1年中で一番凌ぎやすい時期は1~2週間で、すぐに寒くなったり暑くなったりしますが、ここはその一番凌ぎやすい気温が年中変わらず一定です。
その魅力はここに長期滞在すれば良くわかります。気候が最高のごちそうです。
皆さん一度来られては如何でしょうか?

画像は街角で。

ようこそ~
 20170205  ヘリティジホテルを離れてアパートへ

7日にお内儀と友人が日本からやってくるので、明日から「ロイヤルリリー」というアパート
へ移る。1ヶ月42000円で借りた。3DKの広さ、ホテルと比べて住み心地はどうだろう?
こちらでアパートを借りる場合、不動産業者がないので個人取引となります。
直接オーナーが客を探したり、知人に頼んだりして決めているが、契約書等もなく、おおざっぱです。電気水道ガスや日常使う食器類や電気製品まで込みで助かる。
なぜか中国人を嫌って、日本人を探しているので、契約もとんとん拍子でした。

キャメロンハイランドに滞在している日本人は登録しているわけでもないので一体何人居住しているのかわからない。いろんな見方があるが、ほぼ当たっているのが「ヘリティジホテルに住んでいる日本人の倍ほどが街のアパートに住んでいる。」ようだ。
この時期、ヘリテイジは50人ほどなので、全体で約150~200人ほどだろうか?
過去の多い時期はこの何倍もの日本人が滞在していたことがあると聞いた。

画像はヘリティジホテルの玄関

ようこそ~
 20170206  戸外授業

日曜日のゴルフ場は午前中ガラガラでした。午後からは増えるそうです。
12番のティグランドは何やら騒がしそうです。どうしたのでしょうか?

近づいて見るとイスラム系の小学校低学年児童が先生を中心に学習会?だった。男子児童が少ないので、学校の課外活動ではなさそうです。まさか、ゴルフ場のキャディへ向けての講習会にしては年齢が違いすぎます。でもゴルフ場の中で何の勉強でしょうか?言葉が通じないのでわかりません。

子供たちは活発で人懐っこく、写真を撮らせて欲しいと言うと一斉に手を振ってくれました。
彼らは幼少の頃から母親に断食や祈りを教わり、規律ある生活をしていることと聞いています。
この年齢でも男女の区分が明確で、女児は布(オシャレヒジャブ)で顔と手以外は男性に見せません。

ようこそ~
 20170208  花粉症

爽やかな天気、お内儀は関西空港からクワラルンプールへ向かっていることだろう。
この時期、花粉症を避けてこちらへ来る人も多い。
NHK国際放送でもいよいよ花粉症のシーズン到来を告げていた。
特に、近畿地方は例年よりも290%増という予測があるそうです。
こちら、マレーシアでは花粉症がありません。従ってこの時期だけ花粉症から逃避しこちらで過ごしています。スギ花粉がなく、その他花粉を飛散させる木が非常に少なく健康に影響を与えるほどないのでしょう。
ついでですが、マレーシアでは地震や台風が全くありません。丁度真空地帯のようです。
ちなみに大木を切ると中心は空洞、木の密度も非常に軽いのです。風雪に耐え、台風に耐えている日本の木とは少し違うのです。
先日年金坂で直径1メートルほどの木を切っていましたが、小さなチェンソーで輪切りにして軽々と片づけていました。不思議そうに見ていたら、相手も不思議そうに見返していました。

 20170209  ウクレレ演奏

日本は再度寒波到来で近畿地方も平地で雪らしい。
こちらでの生活も大体パターンが決まって、夕方になると街を散歩したりする。
インド料理、タイ料理、マレー料理、その他なんでも有りの小さな店が並んでおり、ハイタッチで「こんにちは」と言ってくれる顔なじみもいる。
音楽が聴こえ閉店後のシャッターの前で姉妹?が楽し気にウクレレを弾いていた。
先日もカーボーイの帽子をかぶった男性がギターを弾いていい雰囲気だった。
この街には娯楽施設がない。カラオケもパチンコも映画館もない。
そんなストリートにウクレレの音が心地よく響いていた。
その土地の気候風土に適した衣食住が定着しているように、音楽だって同じだな~と思う。
ここでは琴や三味線は似合わないかな?そんなことを考えながら写真を1枚だけ撮った。

 20170212  お内儀と合流

7日にクワラルンプールへ到着したお内儀達は、2泊してキャメロンハイランドへ到着しました。1500メートルの高原に至るまで300ほどのカーブがあって、車酔いしたそうです。車酔いなどしたことが無かったのに・・・
アパートが急に賑やかになりました。涼しくて快適だそうで、明日は4時間観光するらしい。
私は19回目のゴルフです。

 20170212  スモークハウス

神戸は最高気温が5℃で雪がチラついている・・と聞く。寒波はあと5日も続くとかこちら、23℃と言うことなしの好天が続いています。
今日はタナラタの中心部から車で約5分の位置にある「スモークハウス」でランチタイムが計画され、20名以上が参加しました。1937年にイギリス人によって建てられた格調高い建物。館内にはアンティークな家具類が置かれ趣があります。
建物をとりまく庭は花が咲き乱れていて、丁度結婚式後の記念写真撮影中でした。
食事の後はタクシーで移動し、楽しい歌声サロンに参加しました。昨年の2月7日、参加た記事があり再度添付します。

昨年の記事です。

【「歌声サロン」に参加しませんか?と前週言われていたので参加した。「普段はもっと多いのですが今日は集まりが悪いです。」らしいがそれでも20人以上の人がスクリーンに映った映像と歌詞を見て皆と一緒に歌う。楽しいひとときでした。戦中から戦後の激動期の歌は背景が強烈なので想いが深い。遠い異国で青春時代の懐かしい歌に目頭を押さえていた人もいた。あっというまの2時間でした。歌は心を1つにする神通力のようなものがあって歌声サロンが好まれる証左だと納得する。この日は絵画もあったし囲碁の会もやっていた。来年お内儀を連れてきた場合、歌声と女性麻雀は嬉しがると思う。手芸と絵画にも食指を動かすかもしれない。ゴルフは私のような下手くそに手ほどきを受けたくないらしく、「やったら、あんたよりうまくなるョ」と公言しているので私以外の人に師事したいらしくそこは考えなくてはならないな~ ホテルの自室に戻りながらそう思った。しばらく後 歌声でご一緒したお手本の小倉さんから五目寿司の差し入れがあった。雨降りで夕食を思案していた矢先だったので大いに嬉しかった。部屋で少し話がはずみ、石原慎太郎さんが小学校5年の時小樽から転校してきて同じクラスで勉強したこと。裕次郎もいたことを聴いた。「辿り着いたら岬のはずれ♪」を歌ったので思い出されたのだろう。 】

 20170213  ゴルフコンペ

キャメロンに滞在する日本人有志のゴルフコンペに参加しました。
日本を遠く離れた外国でこのような集いがあることさえ驚くばかりですが、加えてアベレージゴルファーの域を脱した強者ばかりでした。
参加人員42名、腕自慢の皆さんばかり。

画像はスタートのミーティング風景
 20170215  

懇親会参加

お手本の小倉さんご夫婦は今日帰国、先日のコンペで奥様は準優勝、すばらしい。
来年もホテルを予約されて帰られたようなので、また会えるのを楽しみにしています。

今日は朝6時45分、ブリンチャンへの朝粥会へ参加した。
1時間余の早朝散歩を楽しんだあと、朝食、豚肉などを格安で買ったのちタクシーで帰った。

いつもは朝粥会の帰りにゴルフをするのだが、国王が来られてゴルフ場は一般人閉鎖。
2~3日我々は利用をご遠慮くださいとのオフレが回ってきている。

お内儀たちはその後イポーへの買い物へ出かけて、アパートの部屋は静か。来年の冬滞在するアパートを契約しデポジットを支払った。ロイヤルリリーよりも街に近くて便利、少し高いが良い部屋で大満足。元気に来年も来れますように!!との願いも込めて契約した。ゴルフクラブなど一式も預かってくれるので助かる。

過日、キャメロンに長期滞在している日本人95人が集まり懇親会があった。
仕事や友人、趣味の会など懇談会、親睦会など色んな会があるが、こちらの懇親会は外国の地で、リタイア後長期滞在を楽しんでいる人達の集いで、全国いろんな所から来ておられる人の集まり、地位・職歴等は無関係でオールスクェアの開放的なおおらかさがある。
話題の範囲も広くて深い。ホテル・アパート・一戸建と色んな形で工夫して快適に過ごしておられる人ばかり。まぁ何と言っても健康が大事、健康第一に乾杯で~す。


 20170221  日本料理店「高原」

ネパールのポカラに滞在したときは、「桃太郎」と言う日本食堂があり、毎日利用していた。
今まで訪ねた外国でも、ほとんどの国で日本食が食べられるところがあって重宝していた。

タナラタの街にも日本料理の店がある。先週10日ほど休んでいたので閉店したのかと思いきや日本へ旅行していました、と言っていた。
「鍋焼きうどん」を注文して店長の「タッちゃん」50歳に尋ねた。

日本料理は大阪と京都で習い、5年前に店舗を借りて開店した。もちろん日本語・英語堪能独身で花嫁募集中。

日本人の滞在者数について尋ねてみたところ、この5年間漸減しているらしい。
キャメロン会の会員推移と同じような傾向だと思われる。

営業成績は?「まぁまぁでんな」と大阪弁。

 20170225  ランカウエ島

キャメロンを離れてランカウエ島へ来ている。タイ国境に接するインド洋にある島で淡路島の2/3の広さ、マラッカ海峡に面している。本土から1時間で渡ってきた。人も車も多く島という感じではない。経済活動も活発で、免税特区に指定されている夢のような島、缶ビールが60円と格安。免税店ばかりなので皆さんショッピングを楽しんでいました。
今日はマングローブのクルージングとゴンドラで山頂へ、なまこ石鹸から免税店と超忙しくやっと四つ星ホテルへ帰り落ち着いています。明日、お内儀たちを送って再度キャメロンへ帰ります。
昼食時、日本からのツアー客30人ほどと一緒になりました。人気の観光地とあって色んな国から訪れています。でもやはり35℃ほどあって蒸し暑い。この炎天下ではゴルフも出来ないワ。やはりキャメロンが良い。

バスをチャーターしての参加人員は28名。日本を遠く離れて異国の地で全国からの参加した高齢者の修学旅行のようなものです。

 20170226  自転車レース

キャメロンの街が大変な騒ぎとなった。バス、タクシーなど全面通行禁止が敷かれ、それも10時頃から3時頃までと長時間で、どこから人が集まったのか?どこにこんなにも多くの警察官や白バイ、パトカーがあったのか?ビックリする。取材の報道陣とその車両も多い。
街にはドローンも飛び交い、田舎の街が緊張した。警備の人たちも神経を使っている。
道路の両側に日本人も多数見に来ていたので声を掛け合った。
今日のレースは第4日目、距離はSERIを出発でゴールがタナラタ。標高差のある超難関コースで距離174キロ、世界中の国から参加するマレーシアの大イベント、勿論日本からも参加しているが誰も同じような服装でとうとう見つけられなかった。灼熱の平地から高原を登る競争で倒れる選手も多いと聞いた。ゴール後は自転車を車に乗せていた。
下りは危険なので車で降りる。競技はあと半分残っており長い距離では1日200キロ超。
選手層も距離も気温も半端ではないが、その知識がある人にとっては自転車がみものだろう。
細くて軽い車体、タイヤも超細い。世界中の凄い英知が集められていると見た。

 20170228  28日、5℃の関西空港へ帰って来ました。

26日、ゴルフコンペに参加後、クラブを片付けて27日11時 タナラタ
を発って、28日午後帰宅しました。
明日から弥生の3月、河津桜も咲いています。
いよいよ春本番で、少し休んでから本格始動!!

 20180116  寒い日本を脱出してマレーシアのクアラルンプール空港へ無事到着した。エアーアジアは満席で窮屈、日本人はほとんどいない。税関の申告書類もなく、サッと通過してすぐにセントラルへ列車に乗る。
明るいうちに賑わっているチャイナタウンに降り立った。
次の日も列車でバスターミナルへ行き14時、キャメロンハイランドへ到着した。湘吉さんと会ってアパートの借り入れ手続きをすませ、明日から2ヶ月、暖かい南国でゆっくり過ごします。

 20180118  早速ゴルフ場へ。日本の5月頃の爽やかな風がよぎり、ティショットを打ち終わった後思わずドクターXで後見人がメロンを渡した後のステップと同じような気分!!いいな~と大声を連発して昨年と同じように湘吉さんを苦笑させた。民営化され、フェアウエイも手入れが進んでおり有難い。素晴らしい気候の南国で機嫌よく遊べる幸せに感謝です。
プレーの後、私のお手本としている小倉さんご夫婦にも圧縮空気清掃場でお会いしました。私より10歳年上の85歳、年々若返っておられる。懐かしく、ますますお元気なご様子で日々の健康へのご努力が伺え頭が下がります。70歳、75歳を過ぎて3年、5年の坂が越えられるかどうかと不安を抱いていて金婚式も遠いな~と感じている人がほとんどですから・・・

 20180119  タナラタの街はイギリス人が開発した避暑地、標高1500㍍の高原なので南国でも気温は穏やか。昨日の最低気温は17℃ 最高気温は24℃と言うことなし。1月中旬頃から日本人が増えているそうだ。常連の長期滞在者が多い。イスラムの国だが、ゴルフ場でもアルコール解禁となった。民営化でプレー費が少し高くなったが変わってきている。

ようこそ~
 20180120  キャメロン会の半数以上がヘリテイジホテルを利用している。私は日曜市場がたつ駐車場のすぐ横、パークビューアパートなので1年ぶりに年金坂を歩き連絡掲示板を見たりするためのんびりと鼻歌交じりで歩いてきた。途中、「農業試験場へ」行く人や、遠く気象台からゴルフ場へと歩く人とすれちがった。リタイア後の日本人は元気で活動的、誰がいつ頃名付けたのか「年金坂」は今日も多くの日本人が明るい声で挨拶をかわしながらすれちがっている社交場のような道路です。画像は年金坂の中ほど。

ようこそ~
 20180121  今朝も(神は偉大なり)でめがさめた。イスラムの国で朝を迎えたことを実感する。
今住んでいるアパートは街の中心近くで小雨だと傘がいらない距離。5階建て100所帯が擁壁で囲まれ入口には守衛室があり警備しているが、最近は見かけない。建築後50年以上たっているおいぼれで見かけは良くない。その3階が今住んでいるところ。玄関の二重ドアーを鍵3個で開ける。中は白が基調で天井から間接照明が多く明るい。天井、壁も手がこんでおり姿見もあちこちにあって床の大理石(?)とともに高級感を出している。100㎡ほどでダブルベットルーム3室、トイレ2ヵ所、バスタブや全自動洗濯機もある。ダイニングは画像のとおり。麻雀もセットされている。私には広すぎて、特に台所はシンクが内外に2ヵ所あってゴルフで歩き疲れてまた家でも歩かされる。ここは日本の軽井沢のようなところで、家賃は月6万円、現地の人からすると倍以上。
クアラルンプールの街中と比べても高い。殿様商法。
それでも年間を通じて気温17~25℃と別天地で人気リゾート。遊ぶところは18ホールのゴルフ場が集客の中心。もうすぐ旧正月でチャイナが大挙おしかけて大騒ぎとなる。

ようこそ~
 20180122  日曜日は朝早くから市場が開き色んな食材や衣類、雑貨などが買える。
早速湘吉さんと出かけて安い店、おいしい食材、日本語が話せる店など人の間をかきわけて教えてくれる。ありがたい。数字も1,2,3,4まで現地の発音を覚えた。アジを2匹買って昼に炊いて食べた。味付けもまぁまぁ。今回の滞在からゴルフは土日を除いた週日会員なのでゆっくりできる。玉ねぎとジャガイモ、ニンジンなども買い、夕食に肉じゃがを作ったがこれがまたここの調味料なのに、おいしく炊けた。前日ブリンチャンから買ってきてもらった肉も柔らかくておいしかった。おひとり様の練習もしておこうか?と挑戦しているが、料理は大丈夫、味付けの天才かも♪ もっとも今のところ野菜炒めと肉じゃがの2品だけだが・・・何とかなるものだと微苦笑している。
果物も安くておいしい。

ようこそ~
 20180123  お内儀もきとくな人からのお誘いか?「おひとり様会」の準会員になるように誘われていると言って苦笑していた。
また、南十字星は見えますか?と尋ねられた。昨年もとうとう見えなかったのでことしこそ憧れのロマンチックな星に南国の夢を重ねているのだろう。
キャメロンは高原で今の気候は雨期の終わり、雨雲が多くてなかなか見えない。ニュージーランドに何度か行った際には満天の星に感激した。星を見に行く人も多いがマレーシアの山間部は見ずらい。でも雲さえ無ければ大丈夫、小さな星座の可愛らしい南十字星が見える。
以前ヘリテイジホテルから撮った画像がある。見つけ方として

①南十字星(みなみじゅうじ座)の左隣に、ポインターと呼ばれる明るい星が2つ見える。
②南十字星の右側の星(δ星)が、他の3つの星に比べて少し暗い
③南十字星の十字架の左下が、少し暗くなっている(石炭袋という暗黒帯があります)。
④南十字星の右側の星(δ星)の左下に、少し暗い星が見える(ε星です。エクボ星と呼ばれている。)

日本でも沖縄の南では見えるようです。北半球に住む者の憧れの星です。

画像の中央下を注意して見ると確認できます。

ようこそ~
 201/0124  マレーシアへ来て5回目のゴルフ、元気よく遊んでいる。
朝は8時半のバスに乗りゴルフ場まで10分ほどで到着、スタートの記載をして、並べてあるカートを引きティグランドまで数分、今日は1番に出たので前も後もなし。帰りもゴルフ場前からバス、料金は片道60円と安い。帰りのバスを待ちながら日本人グループ6人が「日本は寒波で大変らしいよ~」とニコニコ、南国で贅沢なことです。
そう言えば湘吉さんから「贅沢な悩みですね~」と軽くあしらわれたことがある。私が「なんぼゴルフしても上手にならん、ホンマ困ったことだ、真剣に悩むワ~」と言った時だった。この年代で普通の人は健康とか家庭・経済とかいろんな心配事があるのが普通なのに、そんな悩みは悩みのうちではないと笑われた。
このゴルフ場はあちこちに川が流れていてしかもネットがどこにもない。球が上がらないいわゆるゴロの球を打てば川に入り、オランアスリの子供が拾って持ち帰る。普通のゴルフ場だとナイスショットをすればそのご褒美に良い景色から打てるように設計されているのにここは違う。
ゴルフはありのままの自然を遊ぶスポーツとはいえ、悩まされる。

 20180125  マレーシアへ来て10日目、やっと落ち着いた。アパート暮らしは色んなものが足りないので、ちょこちょこ買って(酢とか醤油とか石鹸などの小物がほとんどだが、何が欲しいのか気が付いたらメモしておかないと忘れてしまう。)店へ行って、はて、何だったかな?と思い出せず、一人失望することが何度も。カレーライスを作って3日連続となった。温めていて忘れゴルフへ出かける直前に気が付き肝を冷やした。カレーは少し焦げていた。火事で多額の賠償金を取られるところだったのだ。ゴルフの帰り、赤色マジックを買い、買っていたメモ紙に「ガス注意!!」と書いて玄関内側に貼ったりした。
日本は記録的な寒波、こちらは18~23℃。
何とも申し訳ないような気候の下、ゴルフを楽しんでいる。昨日も9番ホールで小倉さんご夫婦が上がってこられるのを見ていた。今年85歳だよ。元気で動作も若々しく、嬉々として楽しんでおられるのが伝わってくる。ご夫婦とも腕前も相当なもので、脱帽です。15年連続です。70歳の歳から。穏やかな人柄で新参の我々にも親切に接して下さる。尊敬と羨望の的。
(画像は9番ホールで)85歳という年齢ではほとんどの人が家にじっとしていて病院通いを日課とするような暮らしだろうに小倉さんは違う。人生前向きで週数回のプールと週1回のゴルフを日本でも続けておられる。小さい楽しみを大きく育てられる天才のようにも見える。心理学では感情はオプションで、良いこと悪いことすべて本人の選択に帰依するそうだが、前向きで過ごせば何事も好転することは間違いない。恋人同士のようにグリーンへ向かって来られる夫婦を見ていると、私も見習わなくてはと思う。

 20180127  日曜日、市場は朝早くから賑わっていた。8時前に行くと湘吉さんが魚屋の前に並んでおり、舌平目を買っていた。
ヘリテイジホテルからも年金坂を下って買い物に来ている。日本人はそんなにいない。10人ほどしか見かけなかった。みんな今週1週間のメニューを考えて色んな買い物をしている。私も先週と同じカレーライスの材料と野菜類を買った。エビ5匹が300円と高い。こちらも高級魚のようです。野菜類は全体的に安いですよ、日本の半額ほどじゃあないかと思っている。と湘吉さんは言っていた。魚や肉もやすいのだろうが、よくわからない。昨夕、ヘリテイジホテルで借りて帰った傘を返してから、気持ち良い天気なので街へでかける。日曜日はゴルフはしない。

 20180128  加齢による転倒は避けられないのか?

年齢を重ねるに従い、組織体は老朽化し若いころのような活発性がなくなる。動きは遅くなり即座に対応する反射神経なども衰えるのか?いろんなことを考える。まず、加齢に従い三半規管の活動が衰えることは、片足で靴下やズボンを穿けなくなったり船酔いや車酔いをしだしたことで気が付く。体の平衡感覚を司るところが衰えるのをどうしてカバーできるのか?三半規管の老化はなかなか防ぐ手立てがない。筋力の低下、特に言われるのが足腰の筋力を鍛えないと と皆さんそう言う。足を引きずって歩くようになると段差で転倒する。歩く姿勢にもよる。でも姿勢と言われても農家の老人に多い腰を後ろに引いた、あの綾小路きみまろが舞台で「あれから40年」と言ってのよたよた歩きは長年の労働による結果でもあり笑えない。筋力の低下を防ぐために努めて運動していても他の要因で転倒することもある。転倒するとき、骨折などの負傷を最小限にとどめる即応力、いわゆる受け身もできないのだろうか?柔道教師は歳を取り倒れた時に受け身で対応出来ているのか?これもはなはだ心細いようだ。
プロレスラーや柔道家は転倒するが怪我をしないというデーターを見たことが無い。人間は2本の足で歩くから転倒すると言ったところで、犬や猫などの四駆で歩く動物でも転倒する。我が家の柴犬「小太郎」も晩年散歩で溝にはまったりしていた。視力も悪くなっていたからだろうが、四つ足でも転ぶ。ただ、二本足よりも安全は安全。それでは人間、杖を突き、四駆の真似をするとどうかと言っても家の中では無理。結局、滑りそうな所を避け、危険を回避する注意力の問題が残る。運転でも注意力の高い人は事故を起こさない。これは先が読める予見力でもあるが一歩先を読み事故を防ぐ手立てを考える。うっかりした過失がつらい結果を生むから気を付けないと、過失犯理論では、期待可能性と予見可能性で判断する。期待可能性はその本人に当然期待できる能力があって、それを期待してよいかどうか、でも加齢が原因では期待可能性の範囲外のようでもあり、予見可能性では予見出来るのに予見しなかった。滑りやすいのに滑るかもしれないと先を読めなかった。この判断は今までどうもなく平穏に過ごしていた動作の中では先を読めと言っても読めるものではない。そこに「落とし穴」があり「まさかの坂」が待っている。
女性は骨粗しょう症というやっかいな症状が現れることが多い。これも困ったことだ。
大急ぎで考えてみたが、結局のところ骨折してその後の苦労を考えて、用心にも用心を重ねるより手はない。高齢になるほどに転ぶ危険をいつも気にして先を読み、注意力を働かせて暮らすことが大事なように思う。

 20180131  街を歩くとあちこちにホテルやアパート群が建築されているが、日本人が見ると崩れ落ちそうなこころもとない構造です。煉瓦とコンクリーで鉄筋は細いものが入っているのかいないのかわかりません。大丈夫なんだろうか、建築許可はおりているのだろうか?耐震構造は出来ているのだろうか?疑問だらけで聞いてみると「大丈夫です。」とのこと。さらに調べてみるとここ100年で地震はありません。地震という言葉がないのでしょう。
火山も温泉もない。巨大地震を予測して防災に巨額の予算をつぎ込んでいる日本とは全く別世界の国です。
地震だけではなく台風も来ません。台風の被害がどんなものかも知らないようです。災害と言えばスコールが多めに降った時小規模な氾濫があることと、焼き畑農業の影響である時期空が灰色になる程度らしい。
日本人からみれば夢のようです。

ヘリテイジホテルの玄関前に針葉樹の巨木がある。(画像)30メートルほどの高さ。こちらの木は日本の木のように風雪に耐えていないので材質もサクサクで真ん中には空洞が出来ていることが多い。
台風がないので主幹もそんなに太くはない。この大樹が害虫の影響か?枯れかかっています。葉が黄色くなっておりこの状態ではもう回復しないだろうと思われる。まだ危険ではなさそうですが次回の滞在時までもつかどうか?

 20180201  マレーシアの高原なので天気は変わりやすく午前中は晴れ、午後2時ごろからは雨の日が続いています。雨期は1月中頃には明けるのですが今年は今も雨期の続きのようです。ゴルフは18日から始めて今日で10回目、朝早くスタートすると朝もやの中、降り注ぐ光が絵になってその中で快適に遊んでいます。気温は23℃ほど。日本の5月ごろの天気が1年中続き治安もよく物価もやすいので安心して過ごせる別天地。お手本の小倉さん85歳は今日も元気にゴルフ、アウト7番のロングホールではバーディだったと同じ組の女性が私にそっと教えてくれました。先日もハーフで5個もパーをとったと・・・その腕前恐るべし、もっとも日本のコースでも何度かエイジシュートをだしておられる人ですから先日も教えてもらいましたがこちらはなかなか上達しません。
今頃は毎日2~30人の日本人がプレーしている外国ではめずらしいコースです。

 201/0204  タイのシルク王でアメリカ人の大富豪 ジム・トンプソンがタナラタの丘の上 月光荘に来て4人でピクニックから帰った後、椅子の上に上着とたばこ、それに持病の薬を置いたまま突然所在不明となった。昭和42年春のことである。
事件か、事故か、自殺か、全くわからないまま現在に至っている。狭い街で道も1本で誰が考えてもすぐに見つかるはずであったがわからない。事件であれば遺産相続がらみ誘拐か?
かって諜報謀略にかかわっていたのでその筋か?事故であればジャングルの豹にやられたか?
交通事故がらみの殺人か?自殺であっても全てが霧消することはありえない。警察だけでなく
軍隊まで出動、住民も日を決めて捜索に加わった。占い師や祈祷師もあとをたたない。

この出来事を松本清張が現地取材し書き上げた推理小説「熱い絹」は壮大な推理から月光荘
の敷地内に糸口があるのではないかとほのめかす。日本の軽井沢から始まって国際刑事機構
の捜査へと息をもつかぬ展開で面白い。

土曜日の肌寒い午前中、ゴルフ場から歩いて2キロ、今も当時とそのままに残っている月光荘(画像)へ行ってきた。
読んだ本のことを思い出しながら広い庭のベンチでしばらく座っていた。色んな事が脳裏をよぎる。

 20180207  朝はいつもの「神は偉大なり」で目が覚める。6時前後だ。お祈りをする人の気まぐれで前後30分近く誤差があったりする。ネットを確認して朝食はパン。外へ出るとヒンヤリしている。車を止めるバーをくぐり、出たところが最近完成した「ファイアー」という8階建てのビル、ショッピングモールとホテル、アパート混成で、前年までは長期にわたり廃墟同然の建物がびっくりするほどにきれいに外装されている。だらだらとした坂道を5分ほどでバスターミナルへ着く。8時30分のバス。今までは何時にでるのか定かでなかったが今度交代した運転手さんは時間に正確、それでも出発時間の10分前には乗っておかないと間に合わないことがある。バスがほぼ正確に出発しだしたので日本人客も多くなった。バス代は60円、タクシーは240円でゴルフ場まで行ける。バスが気まぐれ時間の時はここからタクシーで乗りあわせると同じような料金になるが、公共の乗り物を支援しようという、日本人の配慮もあるようだ。
今日も良い天気、前の組がいないアウト1番は気持ちいい。ティショットを打ちフェアウエイを割って歩く気分は爽快で最高の贅沢。
 20180208  ここは避暑地と言うこともあって色んな人種を見ることができます。もともとオランアスリ(原住民)が住んでいたところへマレーシア人、中国人、インド人などが入ってきて混成多民族がすみ分け、皆違う宗教、文化、教育、習慣を守って仲良く暮らしています。歴史があるので○○系中国人とか、インド人とか呼んでいます。
宗教はイスラムが半分以上で仏教、キリスト教、ヒンズー教、儒教など多彩です。昨日夕方ヒンズー教の寺院を訪ねた時は、バナナの葉っぱに雑炊のような甘いお粥を、食べなさいと言って差し出された。皆と同じように右手で食べた。人種はマレー系が5割、中国系が3割、インド系が1割、現地系が1割で日本人から見るとなかなか区別がつきにくく、よくわかりません。言葉もそれぞれで、共通語は英語ですが民族なまりがひどく、良くわからないと言う人もいます。ムスリム系の女性は子供のころから頭巾をかぶっています。ヒジャブは近年カラフルになっていますが、黒で目だけ出している女性も多く、イスラムの教派によって違うのだと思う。
民族衣装も多彩で、材質や色、模様など女性が見ると楽しいのではないでしょうか。
ようこそ~
 20180210  マレーシアで機嫌よく過ごしている

日本が大雪に見舞われているニュースを海外放送NHKで見て、福井の雪にはことさら驚いています。今朝の神戸も氷点下で寒そう。間もなくお内儀達がやってくるので楽しみに待っているところです。
暑くもなく寒くもない好天の中、きょうで17回目のゴルフを楽しんできました。(画像)何度も言いますが最高です。私は75歳になりました。この歳で南国で毎日ゴルフを楽しめるなど、想像していませんでした。
私よりまだまだ高齢の日本人をたくさん見かけますので、私もいよいよ意気軒昂、日本の寒い時期、こちらに滞在して過ごすとあと10年は元気よく生きられるかもしれないと思うようになってきました。
生活していて感じるのですが、特に治安です。ここは安全な田舎です。もう3回目のロングスティになりますが、平和な街と言う印象があります。街を歩けば大体わかります。暴走族も見かけない。不良グループのたむろも見かけたことはありません。同様に喧嘩や交通事故にからむトラブルも見かけたことなく、なにより住んでいる人種が平穏です。それでも治安に関する触覚はするどく、日本人グループの話題にものぼりますが、盗難などもありません。
タイやフィリピンなど東南アジアの他の国と比べてもここは安全です。
食事に関して不自由を感じたことも無く、今は一人で自炊していますが、物価も安く、食材も日本と同じようなものが手に入り全く問題ありません。しっかり自立出来ています。あとは病気や事故ですが、これはどうしょうもないことであまり心配しておりませんが、アルコールは飲んでいません。飲まないほうが胃腸の調子が良さそうなので気を付けているだけです。
街を歩けば日本人に出会うこの街は半分は日本で暮らしているようなもの。会う人ごとに嬉々としていて、「日本は寒いらしいよ!!」と会話を交わします。外国へもいろいろ行きましたが、ここは別天地。岡山の作州美作という田舎出身の私にピッタリのお気に入りの街です。
ようこそ~
 20180211  夕暮れの運動公園は小中高生は中ほどでサッカーや足蹴り蹴球、外周では400㍍のランニング、その外側ではウオーキングと様々な人が思い思いの動きで賑やかです。中嶋さんがこちらで滞在中は毎日ランニングをされていたところです。もう3年前になります。イギリス人は平たんな土地が少ない高原にまず学校を作り、この公園を作り、少し離れたところにゴルフ場を造って、高原の一大リゾート地にしました。大したもんだと感心します。
そんな公園の周囲は坂道ばかりですが、初夏のような風がなんとも気持ちよく丁度パラグライダーのテークオフにはおあつらえの風です。このまま空へ舞い上がる気分です。20年以上も多くの時間を割いて続けていたパラグライダーも歳なので止めました。友が「歳なんだから危ないことは止めとけよ」と言うこともあって少し寂しくもあります。机の高さから飛べなくなったらやめようと思っていましたが、丁度体力的にも70歳を過ぎると無理なようです。
友が墜落して死亡する事故が続いたことが止めるきっかけにもなりました。
その後は山の家での色んな作業をしていましたが、2年半かかって昨年やっと茶室が出来てから後ゴルフにシフトしています。茶道では運動になりません。静なる趣味です。
ゴルフは歩ける間はやれるスポーツなので最適かな~?と 賑わう運動公園を見ながら考えているところです。
ようこそ~
 20180212  日本から遠く離れた南国、マレーシアでロングステイ中の人たちの懇親会に参加しました。
日本各地から集まったリタイア組の70歳代が多く、いろんな職業、地位で奮闘し、今は悠々自適の人達65名がテーブルを囲んで和やかに歓談する時間が流れます。女性陣が品位と知性、慈愛にあふれた人たちばかりでびっくりしているとスピーチされていた方もあったりで会が始まるとすぐ、打ち解けた空気に満たされました。
日本の年金受給年齢の変化、年金額の減少、東南アジアの諸物価の高騰などでロングスティを楽しむ人口は近年減少傾向にあり、ここマレーシアもロングスティ人気ナンバーワンとは言え昨年比3割ぐらいは減少しているそうです。
順にスピーチが回り、色んな話を伺いました。ほとんどの人がここキャメロンハイランドは気候も良く、治安も安定しており物価も安い上にゴルフやテニス、カラオケ、お絵かき、トレッキングなどなど皆で工夫して日本の初夏の気候を満喫している様子を話しておられました。私も色んな所へ旅行しましたが、ここが一番のお気に入りで、あと10年位は日本の寒い冬を脱出してこちらで楽しく過ごしたいとスピーチしたところです。
もう、10年以上も前から「キャメロン会」なる日本人会ができ、相互扶助を目的に快適な滞在を助成する現地の会も軌道にのって、新参者を親切に迎えてくれることでしょう。今年最初の滞在をスピーチされた人々からも「滞在中病気や事故に遇っても安心できますねぇ」と話されていました。軽妙な司会者の進行で楽しい時間、満たされた時間を過ごすことができ感謝です。
ようこそ~
 20180213  巨大なスズメバチの巣が不気味

昨年はアウト3番のティグランド横にスズメバチの巣があった。運悪く刺された人もいた。
今年も同じ形の巨大な巣が5番ホールにある。
蜂にとってはここは簡単に蜜を集められる楽園、冬がないのだから1年中花が咲いているので好きなだけ何時でも蜜を求めて飛び回っており、やはり脅威である。
昨年の巣はどうしたのか?消えてしまっており❔と思っていた矢先、河野さんが「天敵の鷹にやられたみたいです。」と言っていた。鷹はスズメバチよりも強くて狙われたら最後、バラバラにされるようです。
昨年、ゴルフ場の近くの山で日本の絶滅危惧種「クマタカ」(・・?)が飛んでいるのを見かけました。あの独特の模様の羽を広げて優雅に飛んでいました。ビックリで、すぐカメラを取り出し見上げるともう見えない。残念!!それでもしばらくの間待っていました。その時は鷹とスズメバチの巣が結びつかなかったのですが、あの鷹が襲ったのでしょう。
動物も鳥も昆虫も植物も色んなものが密林にあります。特にシダ類は巨大で密林に分け入ることは毒蛇などで危険なため誰も山へは入りません。野犬は7番ホールの東側の山がすみかで山から出てゴルフコースを庭にして運動会をしたりしています。人間だけと違って、太陽の恵みがいっぱいの南国は別天地なのでしょう。(画像は今年の巣)
ようこそ~
 20180214  日本人有志の懇親ゴルフ「SB会」に参加しました。自分の目標スコアを申告します。集計では隠しホールが2っあったりして必ずしも上手な人が入賞するとは限りません。楽しい1日でした。
 20180216  タナラタは中国の正月で大賑わい、ブリンチャンにある三宝寺院では三が日、食事が振舞われるのでお参りしてきた。中国仏教の寺院はきらびやかで金ぴか。健康と不老長寿の食事を有難くいただいて、自分で食器を洗い、寺からゴルフ場のアウト6番コースに入り歩いて帰ってきた。昨年は獅子舞いを見たが、あれは午後の行事らしい。大晦日も台湾のように爆竹、花火で騒々しくはなく、静かだった。もっともゴルフのし過ぎで疲れて9時には就寝したので気付かなかったこともあります。正月は道路は車で大混雑、タナラタからブリンチャン間も停滞して歩く以上に時間がかかるので皆あきらめている。ゴルフ場も休み。ここキャメロンハイランドは交通手段が限られており東西1本の道路があるだけ。例えば神戸の六甲山なら、南北へ通じるドライブウエイ、東西に通じて宝塚まで行ける道路、芦有ドライブウエイ、加えてロープウエイで有馬まで通じ、トンネルも2本ある。キャメロンは六甲山上の人口と比べても格段に多い。(六甲山上の定着人口は1000人ほど、ここはリングレット、ブリンチャンを含めて2万5千人)接続道路がないうえに定着人口が多いので、最近は土日は恒常的に渋滞し、観光も、往来も避けたほうがよい。正月は特別で何処まで渋滞しているのか、わからない。1本の道路でいいこともある。治安上、警察と軍隊は他市にない効率の良さを誇り、有事に有利である。治安の良さも案外こんなところにあるのかもしれない

 20180220  東京府中市にお住いの松井さんをご紹介します。私は湘吉さんと二人でコースを回るのを常としておりまして、先週「下手ですがご一緒させてもらえませんでしょうか?」と小柄、7割位が白髪の少し前かがみな女性が近づいてきました。どうぞ!!ということで。フリル?の首まわりのお洒落服、少しピンクに染まった眼鏡、どこかへこれから遊びに行こうかという夢多き乙女の雰囲気を内に秘めた活発な女性でした。何より抜群の視力を誇るオランアスリの専属キャディを従えているではないですか。湘吉さんは以前から良く知っている人で「ご主人が亡くなってからは一人でゴルフを楽しんでいる女性です。」と耳打ちしてくれた。ショットも正確、丁寧なアプローチとパター、私たちは負けました。女性なのであまり色んな事を聞けなかったが、それでもショットの合間に、コース間の移動の時に並んで歩きながら断片的に聞きました。それをまとめて、私なりに作文してみると次のようです。

彼女は現在85歳、私の晩年のお手本、小倉さんと同年です。どんな経緯かわかりませんが、ご主人がすい臓がんで急死するまでの10年余、毎年キャメロンへ来てゴルフなどを楽しんでおられたようです。主人が亡くなってからも第二の故郷キャメロンが懐かしく、心は南国へ飛んでいましたが、、友人、知人などで一緒してくれる人もなく、一人で滞在するようになったのが傘寿を少し過ぎてからです。3人の娘さんもお母さんの好きなようにしたら・・・と後押ししてくれたようでその後現在まで元気に週3回のゴルフを楽しまれています。私が昨年借りていたゴールデンリリーというアパートの一室を借り一人快適に過ごされています。

日本では、今の松井さんのような生活はできないでしょう。ここキャメロンだから、ご主人と過ごされて10年を思い出しながら第二の故郷でノンビリ過ごせるのでしょう。ホント、素晴らしいことです。画像中央が松井さん、キャディはもう何年も専属です。ハーフを回った後、今日はこれで帰りますとのことで一緒に撮りました。

 20180223  今年もスギ花粉飛散の時期が近づいてきました。近畿地方では2月中旬からスギ花粉が本格的に飛び出す予想ですが寒波の影響で1週間ほど遅れているらしい。兵庫県の中ほどに青垣というパラグライダーのメッカがあり、そこへ二地域居住していた11年間、毎年花粉症に悩まされました。大げさではなく山火事かと思うほど白い煙のようになって花粉が飛ぶのです。ここマレーシアには花粉症はありません。なので、丁度今頃から花粉症を避けるためだけにわざわざ滞在する人があるとも聞いています。それに、癌にならないことも知りました。気温が高いので癌の罹患率が少ないのです。それにうつ症もないらしい。
丁度花粉飛散をさけるようにお内儀たちは日本を発ち、今日はマラッカを見物しているようで、24日キャメロンに到着予定。Skypeで連絡が入り、暑いワ~とかタクシーにぼったくられたとかワイワイ言っていました。
画像は花粉症と関係ありませんが・・・街角の光景です。
ようこそ~
 20180224  土曜日は朝から忙しい。夕方お内儀たちご一行4名がやってくる。昨夜湘吉さんとビールを飲みながら、彼女らの滞在中の観光などについて少し打ち合わせをした。住むのはこのアパートで十分、ダブルベットが3っあるので私たち夫婦は1室。女性3人で2室、応接のソファー(長椅子)もあるので何とかなる。湘吉さんのアパートへ避難することも可能だ。滞在中の洗濯も洗濯機があって問題ない。食事はほとんど外食になるが、到着した晩は何時になるかわからないので私がカレーライスを6人分作ることにした。土曜日の朝からリュックを肩にブリンチャンまで出かけてまず牛肉を少々、続いてニンジン、ジャガ、玉ねぎ、果物、その他の野菜類を買ったら相当重たい。八百屋の様子もわからず、丁度買い物中の日本人5~6人に出会ったので尋ねたりして1時間ほどたった。背中の荷物が重い。
帰ってきて、ニンニク、それに、明日の朝食べる牛乳とパン、洋服ダンスのハンガーが不足していることに気が付き、これから再度買い物に出かける。
主婦業の大変さが身に染みた。材料があっても日本のようなカレールウはない。多分うまく出来ないと思うが、まぁその心意気だけは察して少しは感謝してくれるだろうか?おいしいと言ってくれるだろうか?喜んでくれるとビールもうまいのだが・・・などとあれこれ考えたりしている。
ようこそ~
 20180225  お内儀たちがやって来た。20日に日本を出発しあちこち観光しながら迷うことなく合流した。
昨年来ているので安心だったらしい。それに部屋が広くてきれいだったので喜んでいた。
急に賑やかになりました。夕食は私が作ったカレーライスは湘吉さんが作ったロールキャベツがおいしすぎたのでかすんでしまったが、まぁ喜んで食べてくれたのでおいしかったのだろう。もうすこし感謝の言葉が欲しかったところだったが、おいしくもないのに褒められるよりいいかな~と思ったりもしている。

25日は日曜日なので朝市場を見た後、ブリンチャンまでバスで行き、昼食後「月光荘」へ行く。その後スモークハウスでお茶して帰る予定。
ようこそ~
 20180226  月光荘を見たいとのリクエストに応え、ブリンチャンでバーベキューの後、タクシーで行った。
昭和42年春の事件のことを管理している女性に尋ねたりして2~30分滞在した。南に開けた高台の絶景でゴルフ場も一望でき、吹く風が心地よかった。200坪ほどの庭も手入れが行き届いていて建物とマッチし高級別荘の雰囲気。女性陣は冗談を言い合って笑い転げ、別荘に秘めた悲惨な事件をかすめてしまった。
ようこそ~
 20180301  昨夜は私の晩年のお手本、小倉さんご夫妻と会食した。楽しいひとときでした。15年も続けてのロングスティをすると街の建物も景色も変わり、元気に遊びまわっていた子供は就職、結婚し、散歩道の木々は大きくなり、この場所キャメロンは懐かしい第二の故郷になりましたと、穏やかな口調で話しておられました。こちらの気候風土は不思議な力を持っていて、ここへ来ると身体の調子も良くなり年々元気になって、死ぬ気がしませんネ~子供たちも今ではマレーシアへ行っておれば元気で長生きしてくれると思い込んでいるのです。とも話しておられた。小倉さんは逗子小学校で石原慎太郎と同じクラスで学ばれた85歳、ゴルフはシングルでご夫婦プレー中の画像もあるが、まるで恋人同士の雰囲気、歩行もさっさと、姿勢もしゃんと。この年齢でこの若さ、素晴らしいの一語です。

毎日ゴルフをしても疲れない、ストレスがない、食べ物が安くておいしいし、私も小倉さんを見習ってロングスティを続けようと思っています。来年もこのアパートを予約して、ゴルフバックなどは預けて帰国することに決めています。
ようこそ~
 20180302  SB会という名のミニコンペは毎週水曜日に開かれます。日本人の親睦と情報交換の場です。そのほかに有志での金曜会やキャメロン会の少し大きなコンペがあったりして滞在中退屈しません。
昨日のSB会は優勝 佐野さん 準優勝 大塚さん 三位私でした。(画像)
 20180303  お内儀たちは3泊でペナンとタイのハジャイへ行っている。暑~い!暑~い!とSkypeで会話した。皆元気でおいしいものを食べたり、忙しく観光している様子だった。ハジャイはここからバスで8時間、東京よりも遠く、おまけに隣国なので国境越えにパスポートもいる。バス内はガンガンクーラーをかけるので寒くて困るようだ。
「日本人一人、連れて帰るよ」と言っている。カメラのシャッターを押してもらったことから話がはずみ、日本人女性を連れてくるらしい。泊まるところどうするのよ~ 旅先ではいつものように色んな出会いがある。旅は人生そのもの。前回はマレーシアと日本で活躍している獣医と知り合い、その後山の家へも泊まりに来てくれた女性がいた。
まぁ、どんな女性なのか楽しみにしている。
私は前に書いた松井さんとご一緒でゴルフを楽しむ。

 20180304  お内儀たちがハジャイから青年を一人連れて帰ってきた。昨日のSkypeでは「女の子」と言っていたので、どこに泊めるのよぉ、とか、考えていたのに男性だった。私の聴き間違いらしい。女の子だったら良いのにな~との思い込みが間違って聴いたらしい・・・と言うのだが、絶対、お内儀のドッキリだと思う。早稲田の院生で春休みを利用してヨーロッパから東南アジアへ、カメラのシャッターを押してもらったことで知り合い、シドニーへ行く途中、キャメロンへ寄って行かないか?と連れてきた。皆一緒に夕食を食べながらつくずく思った。若いっていいな~、夢がある。
つい5年ほど前までパラグライダーを楽しんでいたが、そこには若い人たちが多くてその中で遊んでいたら歳をとるのを忘れる。気分も若くおれる。大学の教授が学生と接していると若々しいのと同じであろう。
若者は病気やケガ、まして老後のことなど眼中にない。どんな仕事に就きたいのか聞いてみたら、就職は決まっているそうです。
旅先での出会いからその後色んな発展をして、出会いの不思議を体験したことも数多くある。だから旅は面白い。お内儀は早速孫の写真を青年に見せて売り込みをしていた。

 20180308  春の訪れとともに、賑わっていたタナラタの街から日本人が少なくなってきている。お世話になった湘吉さんは確定申告もあり、今日帰国した。バスや食堂などで日本人に出会う度「お宅は何時まで滞在ですか」とか「来年も元気でお会いしましょう」などの会話が飛び交うようになった。
1人減り2人減りするとやはり寂しい。「晩年、友が次々と天国へ旅立ち残された者が寂しさを感じるのと同じだね」等とゴルフ場へ行くバスの中で松井さんと会話しながら苦笑したりした。
ゴルフ場も閑散としておりもったいないほど空いている。今日はキャメロン会の会長河野さんとご一緒した。
私のゴルフ回数はあと5回で40回と皆があきれる回数をまわったことになる。
単純計算で1ラウンド1500円。たまらなく安い。大儲けした気分で真っ黒くなって帰国する。腕前は上がっていない。それが少し悔しい。
神戸の今朝の気温は8℃、春らしくなっている。梅や河津桜も咲いていることだろう。
お内儀達は12日、私は16日に来年冬のアパート予約も済ませ荷物をまとめて預け帰国する。

 20180310  今朝もいつものように「神は偉大なり」が始まった。昨夜はお内儀達が帰るので河野さん、小倉さんご夫妻がブリンチャンの中華料理店「有口福」でお別れ会をして下さった。紹興酒(中国の醸造酒)で乾杯しおいしくいただきました。有難うございました。今回の滞在は7日間はマラッカとタイのハジャイなどに泊まり14日間をタナラタで過ごした。高原の小さな田舎街では暑くもなく寒くもない絶好の気候の中で機嫌よく過ごし少し太ったようだ。集合写真を撮るとき位置や向きによって太って映るようでいつも気にしている。中でもスラッと映っている写真を集めて待ち受け画面にしたり、遺影の候補にしているようで女性は色んな所で気を使うのだな~と思ったりする。南十字星はこのアバートでは建物が邪魔して見えない。丘の上にあるヘリテイジホテルまで出かけて行って見るのは治安が良いと言っても、野犬もおり、出来なかった。それが心残りのようだった。ブリンチャンから4キロの道を歩いて帰っている時、親切な人に車に乗せてもらったり、キャメロン会の皆さんからも親切にしていただき、日本の冬を脱出して南国で過ごした21日間は思い出に残ったようで、また山の家に集まって思い出話に花を咲かすことだろう。私は少し遅れて16日に帰国する。

 20180314  バスターミナルへ行く途中、橋げたの下で仔犬が大きくなっている。今まで橋げたの上を通っていたので気付かなかったが黒が3匹、茶が3匹、母犬は茶なので父親は黒だろう。今頃が一番可愛いい時期。通る度に立ち止まり、元気かどうか確認して心を休めている。子犬がじゃれあっているのは見飽きない。我が家で飼っていた小太郎と権太を思い出す。啄木の「石を持て追われる如くふるさとの・・・」っていう歌があるが、この犬たちも野良犬、こちらでは狂犬病を持った野犬なので石を投げられ、迫害を受けながら大きくなっていくのだな~と思えば生まれながらの宿命が可哀想でもある。
この仔犬とはもうお別れ。今日最後のゴルフをしてクラブをタクシーで持ち帰り荷物をまとめて、広い部屋を掃除して暖かくなった日本へ帰る。快適に過ごした2ヶ月だった。来冬には仔犬も成犬になり次の可愛いい仔犬を産んでいるかも知れない。

 20180316  2ヶ月ぶりの帰国です。三宮へ降り立つと10℃の気温にブルッとし、「寒い!!」と独り言をいい、神戸市営地下鉄へ一直線。西神中央で迎えの車に乗り帰ってきました。河津桜が満開です。それでも日中は暖かくなるのだそうで、早速色んな作業が待ち受けています。まず、今夜は暖かい風呂に入りゆっくり休みます。お内儀がフキノトウとシイタケ、菜の花とサツマイモ、ゴボウの天ぷらなど、揚げたてに日本酒を頂戴し生き返りました。炊き立ての御飯もやはりコシヒカリだけあって、現地のパラパラご飯とは味が違います。
画像掲示板は外国から直接投稿できず、次男に手伝ってもらい貼っていました。サンキューです。

 20190115  三宮からリムジンバスで関西空港へ着いた。上手な運転だったので降りるとき有難うございました、と気持ちを込めて言った。さすがに あなたの運転はうまい・・・とは言えない。わずか5人の乗客だった。
エアーアジアにチェックインカウンターへ行くと長蛇の列、20分ほど並んだと思う。すぐ後ろに目だけ出した黒ずくめの忍者のような女性がインド系の青年と荷物を押して一緒に進んだ。広いフロアーはいつものようにこれから目的地へ向かう色んな国の人でいっぱい。どうも新婚夫婦のような雰囲気だったのでその仕草を興味深く見ていたら、どちらへ とか 荷物が少ないのですね
とか、仕事ですか とか尋ねてきた。布の間からは人懐っこそうな瞳がほほえんでみえる。2~3言話をした。すぐ前には卒論も終え先輩と2人でどこかへ行くんだという女性連れがいたのでこちらは日本語、いろいろ話をしながら順番が来るのを待っていた。寒い日本を離れて外国の地へ行くんだな~と思いながら・・・。出発口から保安検査場を通り、パソコンはリュックから出して下さいとやり直され2回レントゲンを通り出国スタンプを押してもらってこの文を書いている。お内儀は遅れて合流するのでしばらくの間「おひとり様」の練習をするようだ。友から「おひとり様会」の臨時入会を勧められたと車で駅まで送ってくれる途中言っていた。
 20190117  機中で2っ違いの姉妹と知り合いになった。関大の留学生枠で受験し合格待ちの状態でマレーシアへ帰国し、今後の生活につき親御さんと詰めて来ると言っていた。クアラルンプールの日本人が主催する日本語教室のおかげで日本語が話せるようになり、その後どんどん話が進み大学卒業後も日本で就職したいと目を輝かせていた。いつか山の家へも遊びに来るかもしれない。愛嬌のある姉妹です。その時はお内儀、よろしくお頼みします。
昼過ぎ第二の故郷、キャメロンハイランドへ着いた。1日先に来ていた湘吉さんと会い、アパートの手続きをした。夕食は2人だけで小宴。
機内でも住吉さんご夫婦、街を歩いていて田中さんともお会いしこの冬もよろしく!と挨拶を交わした。街中は26日の行られる選挙の旗が乱立しお祭り気分のようです。 快適な気候のもと明日ゴルフ場へ行って手続きをしてスコアの大幅短縮を目指してスタートです。エエ、目指すだけですが・・・今回は無理をしないで2ヶ月で30回目標です。..

 20190117  キャメロンの気候は素晴らしく、耳元を過ぎる風のやわらかさ、穏やかな太陽光などにふれ、思わず空を見上げて深呼吸したくなる。懐かしい気候の地に帰って来たと言う思いで幸せになる。15日を過ぎてから日本からの滞在者が急増しヘリテイジも賑やかになったことだろう。欧米人も多いが日本人の方が多そうだ。街中も活気づき、商店街も賑わいはじめた。特にゴルフ場は倍増する。倍増するっと言うより日本人貸し切り状態になる。今日は手続きだけで明日からプレーするが、1ヶ月週日会員になり、保険料まで入れて27000円支払った。土日祝日は別料金だが、それも格安でまさにゴルフ天国と言える。最も土日は休養日と決めこんでいる人も多い。
適当な指導者があって、自分も向上心、研究心旺盛であれば短期に上達するだろうが後期高齢者となるとおぼつかない。そういうことで手続きだけしてブリンチャンまで歩き、おいしい昼食を食べてアパートへ帰ってきた。
午後、洗濯機用洗剤を買ったり、砂糖と酢、台湾米を買ったりして必要最低限の台所用品を揃えた。いよいよお一人様の練習を開始します。お内儀が来るまでに痩せないようにして自慢しなければならない。
 20190117  少し肌寒い感じの朝だったが次第に半そで姿が目立つ。昼前の時間はもう帰った人もあるし、まだプレー中の人もあり、ヘリテイジへの送迎ミニバスを待つ10あまりの人達は帰り支度もすんで談話室でくつろいでいた。1番ホールがすぐ下に見える。

私は今日が最初なので疲れもあってアウトとインを4ホールで切り上げ挨拶をしに合流した。
お互い健康で今年も会えたことが嬉しく、いつお見えになりましたか?とか何時まで滞在されますの?などなどの話があちこちで飛び交った。和やかな雰囲気を表現できませんが、日本を遠く離れた外国の地での再会は他所では味わえない独特の光景でしょう。

ここ最近、日本人滞在者も減ってはいるが、それでも今年も相当数滞在するようで年齢的には還暦後半から古希年代の人がほとんどだ。

私がお手本にしている16年連続の小倉さんは86歳、ご夫婦ますますお元気で毎年若返っておられるようにも見受けられた。私よりも10年先輩で先だってテレビにも出演されたと聞いた。石原慎太郎氏とは逗子小学校の同級生。

永く来られていた大澤さんご夫婦は今年が最後のようで、そうすると私たち夫婦が最高齢になります・・・とも話された。色んな思い出がここにあり万感胸に迫り来るんだろうな~と想像する。
 20190120  街を吹く風は初夏の風だが、ゴルフ場で感じる風は又格別の心地よさです。一昨年、ゴルフ場が民営化されてどうなることだろうかと心配していましたが色んなところが改善されました。市場原理が働くためサービスが良くなりました。外国で民営化の恩恵を受けようとは思いませんでした。

アルコールも解禁になり、グリーンは勿論のこと、深いラフも刈り取られて整備され料金も少しは高くなったもののまだまだ格安です。ただフェアウェイを縦横に横切る川には悩まされます。11ホールに川が横切り、ないところでも池があります。

川は低いところにありますからコロコロと転んでポチャとお別れです。ボールは拾えません。
この川の土手に2~30センチの転び止めネットを張るにはそんなに費用もかからないように思うのですが全くその気配すらありません。このゴルフ場が出来た時から現住の人たちはボールを拾って生活の足しにしており、ネットを張れば生活保障をしなければなりません。(推測)

そんなことで川の位置によってクラブ選択が難しく、飛距離がバラバラの者にとっては大たたきする難コースです。一方、飛ばなくても方向性と飛距離が定着した女性は好スコアが出ます。力に頼って振り回す私たちは毎回悔しい思いでゴルフ場を後にする毎日です。

画像は左が1番パー5 右が18番パー5 どちらも難関ホール
 20190120  今日も86歳の小倉さんご夫妻にお会いした。私たちより3組後ろで午前中ホールアウトされ、その足で次のホールへ向かわれた。半そででも汗ばむ陽気です。

午前のどちらのショートホールも2人揃ってパーだったと言っておられた。(画像)

帰りのバスで松井さんと乗り合わせた。益々お元気で「女性では私が一番年上になりました。」と言っておられた。86歳です。小倉さんと同じ86歳です。
今日も専属キャディを連れ私たちのすぐ後ろを回られた。明後日は一緒に回りましょうと申し込まれたのでお受けした。

小倉さん、松井さんの歳になってくると、寒い日本では室内で春を待って過ごすのが一般的でしょう。南国で嬉々としてゴルフを楽しんでおられるお二人に乾杯ですね。

湘吉さんとメイフラワーの横で240円のおいしい食事をしながら、あの歳まで元気でゴルフをしたいもんだね~と独り言を言ったら俺はダメだが又八さんは大丈夫だ・・・と言われた。
 20190122  まさかの坂は目の前にある。気を付けよう。

昨日室内で左膝を強打して痛みが残っていたので数日ゴルフは中止だな~と思った。冷蔵庫に氷がなかったので冷凍エビで冷やしたりしてあわてて製氷をはじめたり、お一人様の生活も初戦でつまづいている現状です。でも、一晩寝て少しよい。大事には至らなかった。
次第に痛みも取れたので昼から湘吉さんと連れ立ってゴルフ場へ来た。

日本のゴールデンウイーク頃の風が気持ちよく、大塚さんご夫妻がプレーを終わって帰られる時、昼からは2人だけだよ~、貸し切りだよ~と声をかけられた。ゴルフ好きな日本人40人ほどはバスでお買い物ツアーに出かけてゴルフ場は誰もいない。アウトもインも野犬が数匹遊んでいるほか人っ子一人いない。

この施設の維持管理だけでも大変なのと思えば申し訳ない気分でプレーをした。そんな気分でゴルフをすることも珍しい。

そう言えば昨日ゴルフ場からの帰途松井さんがバス内でしんみりと
「この歳になると何だか申し訳ないような気分で生きているの・・・」と言われていた。長生きすると悪いようなそんな気分になる時もあるのだそうだ。
その真意はよくわからないが、国から年金をいただいたりして毎日遊んで暮らしていることへの配慮なのかもしれない。

総人口に占める年金受給者率は31%にもなって、今後も増え続ける。一方年金に頼らず充分やっていける人は多いのだから年金辞退者称揚制度を作って特別に顕彰すればどうだろうか?今後検討されても良いと思う。今の叙勲制度は不要だ。
 20190123  今住んでいるアパートは標高1600メートルの高原リゾート地、タナラタの中心にあって名前がパークビユー、どこにも公園は見えないのに。小さな植栽はあるが公園とは言えず名前負けしている。100所帯のアパート東側にセキュリティがあり守衛も時々見かけるが気まぐれである。
その建物の3階 42号室。日本では嫌われる番号だが外国は平気。

玄関の二重ドアーを鍵3個で開ける。中は白が基調で天井から間接照明が多く明るい。天井、壁も手がこんでおり姿見もあちこちにあって床の大理石(?)とともに高級感を出している。ただ、ゴミは目立つよ~

100㎡ほどでダブルベットルーム3室、トイレ3ヵ所、バスタブや洗濯機もある。バスタブは調子よくない。修理が必要と思うが来てくれない。
調度品はそろっている。ダイニングは画像のとおり。麻雀もセットされている。
私には広すぎて、特に台所はシンクが内外に2ヵ所あってゴルフで歩き疲れてまた家でも歩かされる。家賃は月6万円ポッキリ、それ以外はいらないが、現地の人からすると倍以上。室内の気温はいつ測っても20℃、夜も昼も一緒なので寒暖計が壊れているのかと思うほどです。

NHKテレビも見られる。ネットはルーターを買って室内に置き使えるがサクサクとは言えず、接続できません・・・がある。ニコニコ動画やあべまテレビは見えないので藤井聡太の将棋は残念ながら応援できない。日本人は相互連絡用に携帯電話を持っている。街中にあった公衆電話はすべて撤去されたので必需品になった。

このようなアパートがあちこちあって空き部屋も多く見かける。不動産屋はなく、知りあいを通じての個別折衝で借りる。

今は一人暮らしだが、間もなくお内儀達4人が来てくれるのでにぎやかになる。
 20190125  橋げたの下で大きくなった犬に出会ったら 大きくなったね と声をかけたいのだが、バスターミナルや商店街にそれらしい犬はいてもこれがそうであれが違うと分からない。私はエリートと威張って首輪をはめてもらうことはないのだろうからそれらしき犬が気になる。

昨年橋げたの下で生まれ育った橋桁出身犬はもう立派な成犬、彼女が出来たり、仔犬が生まれたりして幸せに暮らしているのだろうか。

通るたびに足を止め、じゃれて遊んでいるのを見ていたが今年は草も茂り鬱蒼として仔犬はいない。いるところにいなければ歯抜けのようで寂しいもの。
あるいは成犬になる前に生存競争に負けたかもしれない。この街は犬や鳩などにとって食糧事情は良いので病気にならなければ野良犬の身分でも暮らしていけるはず。

(以下昨年の記事と画像も昨年のもの)

バスターミナルへ行く途中、橋げたの下で仔犬が大きくなっている。今まで橋げたの上を通っていたので気付かなかったが黒が3匹、茶が3匹、母犬は茶なので父親は黒だろう。今頃が一番可愛いい時期。通る度に立ち止まり、元気かどうか確認して心を休めている。子犬がじゃれあっているのは見飽きない。我が家で飼っていた小太郎と権太を思い出す。啄木の「石を持て追われる如くふるさとの・・・」っていう歌があるが、この犬たちも野良犬、こちらでは狂犬病を持った野犬なので石を投げられ、迫害を受けながら大きくなっていくのだな~と思えば生まれながらの宿命が可哀想でもある
 201901285  関西地方は寒く朝は氷点下、日中でも10℃以下、そんな厳寒期に異国の地マレーシアでノンビリゴルフを楽しんでいる関西の有志が集まり食事会をしました。
大阪では1年に2回、食事会やゴルフ同好会をしますが、南国の地では又格別の雰囲気で、実にいいもんです。夕暮れ時の爽やかな風が心地よいメイフラワーと言う店でお互いの健康と楽しいゴルフに乾杯のあと、色んな話で盛り上がりました。
 20190127  こちらの生活も慣れてきた。毎日好天気が続き少々疲れてきたことも事実で、朝起きて、今日はゴルフをやめよう、次の日も今日こそゆっくりして身体を休めよう・・・と思いながら真っ黒くなって遊んでいる。少しスリムになった。
今日まで9日連続だ!!もう疲れ切ったよ。今日こそホント休養日にする。
こちらの日課は朝6時起床、ネットをチェックしてから日記を書いたりして朝食はパン、牛乳、それに色んな果物を買ってきているので面白がって食べている。マンゴスチンがおいしい。

8時30分発のバスでゴルフ場まで60円、1ラウンドスルーで回ると1時過ぎる。バスかタクシーで帰ってきて街で昼食、大体300円程度ですます。ビールを飲むときもある。アパートでシャワーの後昼寝、夕方は公園を歩いたりしている。一周800メートルをその時の気分によって3~4周して帰り、夕食 夕食はこの1週間はカレーライス。おいしいのが出来た。味付けの天才。
湘吉さんに一度食べてもらって褒められた。9時就寝。これが日課として定着した。もうすぐ旧正月で街もゴルフ場もいっぱいになる。

ゴルフは日本人はキャディを使わず2~3人で回るが、こちらの人は何事が起ったのかと思うほど大勢で回る。画像は昨日のものだが、15人もいる。
4人のプレーにキャディのほか、バンカーをならしたり色んな役目があり、それぞれが動いてくれるので大名行列のようだ。びっくりするよ~。


 20190128  日本のゴールデンウイークのような気候のもと、毎日ゴルフの後少しのビールで喉を潤している。
ここはビールや酒が高くて、遠慮がちに飲んでいるのが実情です。味もまずい。
現地の人はほとんど飲まない。ホントだろうか?そうでもないらしいのだが・・・
飲食店もアルコールがないところも多く、自販機などはない。自由に飲める雰囲気ではない。
飲酒運転による交通事故は絶無なのだろうか。統計がない。ただ、ほとんどないのは事実だろう。

ゴルフ場でも最近やっと解禁になった。酒好きの人は酒やビールに関しては面白くないらしい。
そうですねん、それが唯一の欠点ですワ~と言いながらチビチビ飲んでいる人もいる。
先週、イポーへの買い物ツアーでは多分ビールなどをケースで買って帰った人も多かっただろう。
私たちは缶ビールの小さいのをささやかに飲んで満足している。

やはり日本のビールは世界でも最高においしいく種類も豊富。外国のビールはなじめない。
だから輸入ビールは日本ではほとんど売れない。
ネットで外国のビールランキングが出ていたが知っているのはわずか。
皆さんはどの程度知っていますか?なつかしいビールもあるのではないでしょうか?

第1位 ハイネケン(Heineken) ロングネック
第2位 ミラー(miller) ジェニュインドラフト
第3位 バドワイザー(Budweiser) ラガー
第4位 コロナ(CORONA) エキストラ ボトル
第5位 ブルームーン(BLUE MOON) ベルジャン・ホワイト
第6位 イネディット(INEDIT)
第7位 ヒューガルデン(Hoegaarden) ホワイト
第8位 ラーデベルガー(Radeberger) ピルスナー
第9位 レーベンブロイ(LOWEN BRAU)
第10位 デュベル(Duvel)
第11位 カールスバーグ(Carlsberg) クラブボトル
第12位 カンティヨン(Cantillon) カンティヨン・グース
第13位 クスケーニャ(CUSQUENA) プレミアム
第14位 スタロプラメン(Staropramen) ピルスナー
第15位 レフ(Leffe) ブロンド
第16位 モレッティ(Birra Moretti) プレミアムラガー
第17位 エストレージャ・ダム(Estrella Damm) ラガー
第18位 ヒナノ(HINANO) ビール
第19位 シメイ(CHIMAY) ブルー
第20位 シュナイダー・ヴァイセ(Schneider Weisse) アヴェンティヌス アイスボック






 20190129  リタイア後の海外ロングスティ人口は推定で2~30万人だと言われている。その中には毎年同じ時期に同じ所へ滞在する人も多い。いわゆるお気に入りの場所にしているわけだ。
今私が滞在しているキャメロンハイランドでも冬場と夏場に連続で来ている人が多い。

昨日大澤さんご夫婦を囲んでの食事会がありました。89歳、17年連続です。外資系の会社に乞われて72歳まで経理を担当されています。ゴルフ友達の勧めでこの地へ来て、以降、第二の故郷になったようです。この歳まで皆さんと楽しく滞在生活を送ることが出来、最高の幸せでしたと言われ、7歳ちがいの奥さんも横でうなずいておられた。南国の地で趣味のゴルフと良き友に囲まれ晩年をいきいき生きてこられた訳です。介護や公的扶助制度、高額医療補助を受けることもなくいきいきと89歳まで生きてこられた人生の師匠に乾杯ですね。

以前私は趣味のことで次のように書いたことがある。

【人生の晩年、しあわせでないと寂しい。最後は「いい人生だった」と言って息をひきとりたい。ところが老後、なかなか幸せになれないような気がする。私の周囲にもたくさん例がある。二所帯住宅にしてからもめごとが絶えない人、健康を害し落ち込む人、独身主義を貫きここに来て寂しくなり少し後悔している人、何も言うことはないが年金が減って生活苦になった人、田舎暮らしにあこがれて転居したが、思いに反してわずらわしく、後悔している人などなど・・・・、晩年思うように行かないで落ち込んでいる例が多い。、気の持ちようで何とかなるものではない・・・。すべてに恵まれる人が少ないように思う。誰も歳をとるのであるから、出たとこ勝負で定年を迎えるのでなく、定年前から準備をしないと幸せな老後に間に合わない。特に趣味の分野がそうだ。なんとしても自分に合った、楽しい趣味を定年前から模索しておくことがよい。楽しい趣味は必ず老後を豊かにする。】

大澤さんはゴルフを通じて晩年を豊かに過ごして来られた。奥さんも多趣味でホテル暮らしも大満足だったようだ。
私が思うに、キャメロンの地は病気だって癒してくれる力を持っている(免疫力を高める)のでは?と。日本には転地療法という言葉がある。
現代でもストレス性の症候(無自覚性のものも含めて)などに対して、転地療養の効果(転地効果)は認められている。

この地は災害がない。地震や台風が来ない常春の国、精神病がない。癌になる人も極端に少ない。またうつ病がないのだそうだ。花粉症もない。温暖で超リラックス、日本を離れて何のしがらみもなく白紙に絵を描く気分で過ごせる。だから見る夢も違う。小心者の私は敗残兵の類の夢をよく見てうなされることがあるが、ここへ来ればそんな夢を全く見ないのに気付く。

いろんな面が滞在する我々に安堵と恩恵を与えてくれているように思える。
大澤さんの食事会には38名の日本人が集まった。思い出に残る素晴らしい食事会を有難うございました。
ようこそ~
 20190202  ゴルフ場へ行くのにバスを利用しているが、運ちゃんは気まぐれ、風の吹くまま気の向くまま、先日は2日続けてバスはこなかった。仕方ないので皆で数台のタクシーに乗り合わせてゴルフ場まで行った。料金はバス60円に対してタクシーは240円、4人乗れば同じ料金なのでタクシーの方がラクチンなのだが、日本人の暗黙の申し合わせとして公共交通を利用しましょうと言うことになっている。

少しでも多くの人が利用することでバスの利便性が向上するだろうと考えている。気の長い話だが、数年前と比べると少しずつ改善されて今では大体1時間に1本が発車するように改善されて喜んでいるが、前記の如く気まぐれなので、そんな時は皆顔を見合わせて苦笑しながらタクシーに乗っている。

湘吉さんの話しだ、その日は子供達が遠足に利用したのでそちらを優先し、早々と出発したそうだ。私がマレー語を知っていると、この類の色んな場面をピックアップできるのにな~と残念に思う。グリーン上での雑草取りの人たちは座って動こうとせず楽し気に話をしていたり、彼らは何を優先しているのか?何が大事なのか、我々と順番が違っているような気がする。価値観が違うのだ。昨年だったか、ゴルフ場のコース内で子供たち大勢が野外活動をしていたり、雨上がりのグリーン上に皆で嬉々として散水していたりする。

この地は精神病はないらしい
ようこそ~
 20190204  日曜日は市場が開かれ買い物客でいっぱいです。
ようこそ~
 20190204  日本は寒波で今週は寒いらしい。予報を見ると神戸でも朝氷が張っているようだ。
こちらは初夏のような陽気で半袖1枚で丁度良い。

明日からは中国の春節祭 今日から街は大混雑が始まった。春節には中国人は帰省組と旅行組に分かれて大移動し、ここタナラタもホテルは満室、駐車場や空き地は車でぎっしり。車は寸刻みになる。今日もゴルフ場から帰りは、歩いたほうが車より早かった。

毎週土日は渋滞するのに春節祭は特別渋滞し普段見ない警察官が慣れない手つきで交通整理をしていた。
今夜は12時になると爆竹で戦場の様相と化す。爆音がすごくて寝ていても起こされるだろう。

ブリンチャンという町から少し行った所に、三宝萬佛寺(サン・ポー寺院)という中国仏教のお寺があり、春節の3日間精進料理が振舞われる。私も昨年はいただいた。おかげで年間を通し食べるものには不自由しなかった。ご利益があった。いつも一緒にゴルフをしている西山さんは明日朝、いただいて来るそうだ。勿論行き帰り往復8キロを徒歩。
私は今日で16回目のゴルフをした。疲れた。春節祭はゴルフ場も休みなので丁度良い。ゆっくり休む。
ようこそ~
 20190207  キャメロンハイランドには珍しい蝶がいて、今でも熱帯蝶採集ツアーがあるほどで人気の場所。蝶だけでなく大型のクワガタムシなど珍しい昆虫や花が多く研究家は世界各地からやってくる。
ようこそ~
 20190208  春節祭も過ぎて今日からゴルフ場も賑わった。日本の初夏の気候です。

帰りは渋滞がひどい。バスも来ないしタクシーも拾えない状態。

湘吉さんの話だと1週間は混むらしい。

政田さん、寒い間はゆっくりして、暖かくなると活動開始ですね。
中谷さんご夫婦とも、間もなくこちらで合流します。
楽しみに待っています。
 20190209  早朝のゴルフ場は朝もやが残り、大樹のむこうから降り注ぐ光は一幅の絵のようです。なんのストレスもなく機嫌よくゴルフを続けていますが、目に見える上達はありません。ゴルフは上手な人にとっては簡単なのでしょうが、下手な人にとってはこの上もなくやっかいな遊びです。日本人は少し多くて20組ほど、「北海道は大変な寒さらしいよ~」とか、すれ違う人と笑顔を交わしながら回った。

ゴルフの後、松井さんに誘われて夕方まで麻雀を楽しんだ。86歳でゴルフも麻雀も現役です。

ここでは70歳代はまだまだ若造。80歳代になってキャメロン会から「赤い帽子」をいただいてやっと一人前なのです。

麻雀をしながら、寿司や果物をいただいた。ここは日本食は何でも手に入り、こんにゃまであるんだとか、もう20年近く連続で夏と冬の期間来られているのでいろんなことを教えてもらったりして時のたつのを忘れていた。
 20190211  日曜市場で賑わうのが魚売り場と野菜売り場、色んな人がドッと買いに来る。
ここは山の中なので野菜は十分にあるが魚・肉類は少ない。
いっぱいに並べられた魚の山を見ながら思った。

魚はマレー半島の東側漁港から来るらしいが、祖先から続いている小規模漁民に対して政府は最も重点的に支援、保護してきた。それがマレー人優遇政策。最も漁業に限らず山間部族に対しても手厚い保護を加えてきた。

底辺漁民には船の免許から漁業機器の支援、市場優位への配慮など各種の政策があったが華人への雇われ漁民には恩恵が届かず、一方の優位にある華人を一層富裕化させることになり、漁業政策への支援は最近弱腰になっていると聞いた。

山間部でも月末になると補助金を受け取りに現地人が銀行で列をなしていたが、最近の見直しでその光景はないらしい。

多民族国家では民族間の溝をうめるのは難しく、今も優遇政策は続けられているが次第に見直されていると聞いている。

日本にはこのような複雑な民族間の問題はない。異国へ来て初めて知ることも多い。
 20190212  街を歩いていると、日本では見かけない車がある。普通乗用車をもう少し大きくし、後部に荷物台がある。トヨタに限らず三菱も日産、いすゞも目を見張るような車を現地で造り走っているので日本人にとってはうらやましい。

逆輸入も出来るそうだが高すぎる。マレーシアに限らず諸外国では日本の規格外の車を現地で生産しており人気車種になっている例は多い。乗車人員にしても運転免許の規制があるがここでは14人乗りでも普通免許で運転できるのか?一回り大きい車がすいすいと走っている。

道路交通法と道路運送車両法の規制緩和が出来ないのだろうか?法律は国会だが政令は内閣で変えられる。電気自動車だって早く規制緩和して欲しいが進まない。

先日亡くなった堺屋太一さんがいつも発信しておられたが、役人への政治献金が続く限り、役人が利権をもっている間、遅々として規制緩和は進まない。

最近、タクシーの台数規制緩和や路線バス事業の緩和など改善されているものもあるが知らないところにも自由競争を不完全なものにする規制はあるんだろう
 20190214  朝の気温は20℃ 日中は初夏の気候だった。ゴルフ場は閑散としていてグリーン上の数か所で消防車の放水に似た散水が見られた。昨年と違って今年は好天が続きフェアウエーのあちこちでは芝生が茶色になりつつある。

いつもの湘吉さんと西山さんの3人で回るのだが、きょうは湘吉さんはトレッキングで二人でティグランドへ行くと住吉さんご夫婦と会い4人で回ることになった。

奥さんと「素晴らしい気候が続いて今年は最高ですね~」などと話した。ご夫婦は共にシングルクラスで、いつの大会でも上位入賞される羨望のペアーです。ハーフの後、20分ほどの休憩をおいて18ホールを楽しく回りました。

ゴルフボールを売りに来たので奥さんは10個150円で、また私は別のところで13個を240円で買った。今20個持っているので帰るまであるかもしれない。冒険しなければあると思う。だが、時々冒険してしまって川にはめては後悔する。ボールが流れているのに拾えない。それの繰り返しです。
 20190216  お内儀たちと合流した。今日から賑やかになる。

エアーアジアの格安航空券でクアラルンプール空港へ着いたのが朝5時

そこからバスターミナルまで移動し、乗り換えて午後2時過ぎ、気温25℃のキャメロンハイランドへ着いた。アパートは毎年同じところを借りている。
夕食は近くのレストランで明日の予定を話し合いながら済ませた。
ようこそ~
 20190222  昨日はヘリテイジホテルで懇親会があり参加しました。日本から空路6時間ほどでクアラルンプール空港、そこからバスで5時間の高原リゾート地、キャメロンハイランドに滞在している日本人60人が歓談しました。
懇親会の前は大使館から2名が来られて現地情勢などの講演がありましたが、私たちは懇親会だけ参加しました。広々としが会場、手際よい進行とホテルの対応の心地よさ、北海道から九州まで日本各地の人の集まりです。それだけに、話題も豊富で順にスピーチが回りますが皆傾聴していました。

70代が一番多くて皆さん元気溌剌な人ばかり。いろんな職業、地位で奮闘し晩年を悠々自適に過ごされている人ばかりのように見受けられます。
仕事をやめ、フリータイムになってからの過ごし方は千差万別、いろんな生き方、過ごし方があって、スピーチを聞きながら勉強になりました。

もうすぐ3月でまだまだ寒い日本、こちら初夏の気候で物価も安く治安も良くて花粉症もない別世界での懇親会、このような機会に恵まれて感謝です。私も76歳、お手本の小倉さんご夫婦を見習ってあと10年はこちらへ来たいと思っています。
お内儀は少し熱があり懇親会へは参加しませんでしたが、もう熱も下がり、遊びに行く先を計画中です。
ようこそ~
 20190224  2019年2月22日、メイフラワーという中華系のレストランで西日本・関西支部の茶話会があり参加しました。日本でも5月と10月、茶話会とゴルフコンペがありますが、現地での集まりもまた格別楽しかったです。

集まったのは滋賀、京都、奈良、大坂、兵庫から来て滞在中の22人でした。
現地事務局の貝原さんの音頭で乾杯し、おいしい酒と料理を囲んでローカルな話題でもちきりでした。

奈良の鹿は最近性質が悪くなっていて、観光客が餌やりを渋るのが原因だそうです。学校や職場、遊んだ場所などの話になると「その学校は私が行っていた」とか「鳴尾育ちで大の阪神ファンだよ」とか「六甲山のイノシシに注意を」など身近な話題に時のたつのを忘れて歓談しました。また現地情報も交換しました。

「茶話会 in TANAHRATA」では、より親近感がわき、思い出に残る集いでした。

あと1ヶ月もすれば皆さん帰国されます。残り少ない期間、ケガや病気をせず、ロングスティライフを満喫しましょう。帰国したらまたゴルフ場や茶話会でお会いしましょう。
ようこそ~
 20190225  

山の家の庭には植えてから7~8年になる南高梅が2本あり、たくさんの梅が収穫できる。その梅が満開ですと三男が画像を送ってくれた。河津桜も満開のようだ。

まだまだ寒い神戸だが、春の足音は確実にきこえている。

御内儀達は3月に入ると一足先に帰国するが、今回の滞在は最悪だったとこぼしている。
多分日本にいるときインフルエンザに罹患したのだろうが、こちらへ来て2日目位から熱が出て、高いときは40℃近かった。ブリンチャンには日本で医学を学んだ先生が開業しているので診てもらおうと誘ったが、行かないと言う。高い熱は1日で終わったがその後38℃台の熱が出てずーっと寝ていた。

もう1週間以上になる。昨日位から少し元気になりマンゴを食べたところ、今度はうるし科のマンゴにあたり口の周りや頬、おでこまで赤く腫れている。皆に笑われ、外出できない羽目になった。
踏んだり蹴ったりの滞在だったらしい。

今回の滞在では熟女2人が一緒だったので無難に切り抜けた。安心だった。私1人だと看護は大変だったと思う。氷で冷やしたり長期の食事準備や身の回りの世話は男だとままならない。

旅先での病気は心細かったと思う。
日本であればお粥をたいて梅干しとか海苔とかと一緒に消化の良いものを食べられるがこちらでは何を食べたらいいのか?南国の果物は豊富だが、マンゴのことは忘れていた。かくれた二次災害だ。

出発前に予防措置が出来るのであれば注射などしておくのだが、病気など一度もしたことがないお内儀なので自信があったのだろう。していない。

医院でも日本語が出来る先生であっても薬は後進国。こちらの人とは体質も違い適性がないから色んな面で心配しながら寝ていただろうと思う。

今日頃から外へでられるかも知れない。とりあえず一安心です。
ようこそ~


 20190227  2019年2月27日 西日本・関西支部主催のオープンゴルフコンペがあり参加しました。毎日通っているゴルフ場ですが、コンペともなると気分がガラッと変わります。日頃精進した腕前を試す絶好の機会です。

昨年はSB会・水曜会のような気楽に参加できるコンペがあったのですが、今年はなく、寂しかった矢先だけに、集合した皆さんも笑顔でいっぱいでした。

競技方式は興味深いオネストジョン、目標スコアを申告してスタートし、その達成を目指すというもの。さらに加えて隠しホールを2ヵ所くじで決め、そのホールをパーで上がったことにしてオーバー分を自己申告数から引きます。それで順位が決まるのです。

表彰式と昼食タイムも和やかな雰囲気でした。

優勝は中村さん、準優勝は松井さん(最長老の女性)、3位は住吉さんの奥さんでした。いずれもゴルフを極めた超ベテランです。

ゴルフは、女性・高齢者が楽しめるスポーツとしては他に類を見ないぐらいに上手く設定できており、大自然相手の趣味として最高です。良い趣味、良い仲間に恵まれて末永く続けたいものです。
ようこそ~
 20190227  ロングスティ中の日本人も3月になってから次第に帰国が増えてきた。
ゴルフ場も寂しくなる。御内儀達は明日タナラタを離れ、5日の飛行機で帰国する。私は彼女達を見送った後しばらく滞在し、来年の予約をしてから15日に帰国する。
お別れに日曜日、ブリンチャンでおいしい昼食をすべく、タクシーに乗った。
ところが大渋滞でゴルフ場からは車が進まず、反転して帰ってきた。

夕方は湘吉さんと食事会を予定している。
御内儀も元気になってホッとしている。
 20190305  お内儀達は4日11時発のバスで帰ってしまった。誰もいない部屋にお一人様になり寂寥感がただよった。食材は残り物もあってまずこれらを処分しなければならない。食べられるものは食べ、後は処分する。洗濯物もカラッと干して来年まで保管してもらう準備を始めた。

部屋に数匹の蚊がおり、体温の高いお内儀を刺していたが今度はエサコは私一人、スプレーをまいた。

ゴルフもあと7回行けそう。それで4年目の今期は終了です。
帰る頃には神戸も最低気温は2桁になるだろう。こころは半分帰国している。
 20190306  今年のゴルフも残り少なくなった3月5日、小倉さんご夫婦とご一緒して楽しく回った。ご主人は11番ショートではあわやホールインワンかと思われる10㎝に付けてバーディ。スゴイです。

エイジシュートは公認だと6000ヤード以上とされているが、最近では高齢者が大いに楽しめるように男子4800ヤード以上、女子4000ヤード以上のコースでも認定されるようになった。
小倉さんは日本のホームコースでも達成されている。
ご夫婦そろってゴルフを極めたベテランです。

ヘリテイジホテルに滞在中の日本人も3月の声をきくと帰国が続き、一人減り二人減りの状態だと言っておられた。86歳の小倉さんも来年を予約されて間もなく帰国される。

この年代になると、「悔しいけれど、来年の冬のことなど考えられません。」というのが普通、3人に2人が死んでいる年代なので、改めてその前向きな生き方に感銘を覚えます。来年の再会を約してゴルフ場を後にしました。
 20190306  松の内が終わった頃からこちら、マレーシアへ来て間もなく2ヶ月が過ぎる。

住み慣れたアパートも、毎日のように食べた11番食堂ともお別れです。

暑くもなく寒くもない快適な気候の下、良く遊ばせてもらいました。

日曜日には来年度の契約をして保証金を支払います。



 20190307  小高い丘の上、ヘリテイジホテルから朝もやのゴルフ場に颯爽と降り立ちコースへ出る小倉さんご夫妻、毎日のようにプレーを楽しんでおられる姿はロングスティ中の皆の憧れでもあります。

86歳の夫婦が趣味のゴルフを毎日楽しんでおられる、そんな例が他にあるのでしょうか?日本中探しても皆無のような気がします。
情報社会の現在でも、見たり聞いたことがありません。

そういえば以前、どこかの取材を受けた言っておられた。どこだったかな?

私たちはひょっとしたら空前絶後のご夫婦とともにゴルフをしているのではないだろうか?とも思えます。

この年齢で毎日のようにゴルフを楽しむ条件としてはいろいろ考えられる。
何よりも健康ですが、加えて経済、趣味、友人、語学力、さらに晩年の生き方、過ごし方に対する考え方の問題です。容易なことではありません。条件がそろわないと出来ない相談です。

加えて何よりも魅力的なのは穏やかなお人柄と気品。こればかりはどうしょうもありませんが・・・

ヘリテイジホテルへ通じる年金坂でお会いしてから4年過ぎました。
こちらは後期高齢者になり、体力の衰えを感じている昨今ですが、お手本小倉さんはますますお元気で、若返っておられるように見えます。
この先3年、5年先は遠いですが、10年先になると現実離れして想像もつきません。神頼みする世界です。

 20190309  南国へ来れば南国特有のおいしい果物があり、安い。また、スイカやメロンなども季節に関係なく食べられるので、いきなりお腹をこわしたりする。また、保存食も乾物を中心に色んなものがあって、着色剤がケバケバしていて気持ち悪い。
バスステーションの西に空き地があって仮設のテント売店があり、そこにも各種色とりどりの保存食?を売っていた。ハエが飛び回っているので買うのをためらう。ほとんどが砂糖の塊のような味で元の果物の味が消えているように思うのだが。

 20190311  今日も小倉さんと一緒に回った。

明日はクラブなどを片付けて帰国します。また来年お会いしましょう、と言っておられた。今週末までにほとんどの日本人は帰国し、街ですれ違うこともほとんどなくなる。1月中旬の日本人がどっと増えるあの活気はもうない。

日本の寒い時期、遠く離れた南国でノンビリ過ごし、それぞれの思い出を抱いての帰国。見送りもついつい惜別の情がわく。異国でのことでもあり来年を約してと言っても心の底には高齢ゆえの一抹の不安もあるから余計そうなる。

このところ夕暮れは雨続きで気も重い。

 20190312  部屋を掃除し、来年度のデポジットを支払った。これで来年も同じアパートを借りられる。安堵の気持ちでいたところ、春節祭の期間(来年は1月24日から1月30日の間)部屋を開けてくれと言ってきた。エッ どうするのよ。
その期間他に高く貸して収入を増やすつもりか?その期間ホテルなどへ移らなければならないことになった。短期間とはいえ定着した部屋から荷物をまとめて移ることは面倒な話。
もうすぐ帰国すると言うのに、春節祭の時でも出ていかなくても良いアパートを探す羽目になる。

今のアパートは便利で、嬉々としていたが、適当なところが見つからない場合はロイヤルリリーの方を探すことになるだろう。ゴルフは中止してアパート探しが始まる。
20190313   春節祭の期間は開けてください・・・と言われて困惑した。出来ればこの団地内が便利で住みよい。丁度空き部屋があって、来年用の部屋はすぐに見つかった。湘吉さんが以前住んでいた同じ階段。明日部屋を見せてもらえるかも?今住んでいる部屋よりグレードは少し落ちるが日当たりは良いらしい。
とりあえずホッとしてゴルフ場へ急ぎ、一人でプレーした。日本人はチラホラ。午後湘吉さんをバスステーションで見送り、帰ってシャワーをした。
もうすぐ日本へ帰って暖かい風呂に入れるし、おいしい米飯も食べられる。
このシャワーもあと1回だ。
食材は日本と同じものがあるが、調味料が劣る。日本人の味覚に合わない。
でも食生活はそんなに不自由せずに暮らしてきた。

体調も100点満点ではなかったものの、この歳としては合格点で過ごした。

気候は来た時も、2ヶ月過ぎた今も同じ。1年中同じ気候が続くとは嘘みたいな話。日課の夕暮れ時の散歩をしながら、この自然・気候を友として過ごしたうれしさみたいな感傷にひたった。人との付き合いは誤解や行き違いがあったりするが自然は友たるに値する。この地でいい友と巡り合った感じ。
明日は最後のゴルフ(42回目)をしてバックなどをタクシーで持ち帰る。
持ち帰るものと預けるものを荷造りして部屋を掃除する。
明後日の11時のバスでこの地を離れ帰国する。
来年も元気で来れますように。

 20190314  爽やかな高原リゾート地を11時に発って曲がりくねった道を1時間半で降り、さらに2時間余りでKLセントラルへ。昼過ぎの時間帯は渋滞もなくスイスイなので予定より早く着いた。

バスを降りるとサウナ風呂状態。おそい昼食をとり、お内儀が案内してくれていたホテル街へ歩く。適当なところを見つけた。2400円、少し休んでから夕方の街を歩いてみる。少し腹が減ったほうが美味しい夕食をいただける。

久しぶりにビールを飲もうかな~、この暑さがビールへと誘う。35℃ぐらいはあるだろう。やはりクアラルンプールではゴルフは無理だ。とてもプレーを楽しむような気温ではない。日本で真夏、足がつったことがあるが、丁度その時のようにギラギラしている。
明日はゆっくりして午後の飛行機に乗る。

 20200117 懐かしいキャメロンハイランドへ着いたのは正午を少し回った頃だった。早速11番食堂で顔なじみの亭主とその奥さんに挨拶し、鶏肉の酢炒めを頼んだ。味は昨年よりもうまかった。

今年の冬も素晴らしい気候のもと、ここで機嫌よく過ごせる。

アパートの家賃とゴルフ場の週日会員料金を払うためMayバンクで換金した。1歳少し?の赤ちゃんと女子職員が賑やかに騒ぎながら現金を数えてくれた。可愛い男の子・・・と言うと、女の子です・・・と言われ苦笑した。現地人の赤ちゃんは分からない。

湘吉さんと会って、携帯電話とWi-Fiの更新をして、夕食を彼のアパートで共にする。
ようこそ~
 20200118  キャメロンハイランドでの初日 懐かしい第二の故郷の感じで山川、吹く風を懐かしく感じます。遠く5000キロも離れた異国の地、心細くはありませんか?と聞かれるが、5回目のこの土地、そんなことは今のところありません。心身ともに健康で、しがらみの無い別天地、白紙に絵を描くのに似て気持ち良い時の流れです。

今回の滞在中には2月に私のゴルフ友達数人が4泊ほどされるのと、お内儀たちが2月下旬に訪れる予定です。友達はこの場所、ゴルフ場などが気に入ってくれるでしょうか?

今日は早速ゴルフ場へ行って来ました。土曜日なので日本人もほとんどいません。
ノンビリと回りました。画像では後方の山の上に松本清張が書いた「月光荘」が望めます。

月光荘での事件はタイのシルク王でアメリカ人の大富豪 ジム・トンプソンがタナラタの丘の上 月光荘に来て4人でピクニックから帰った後、椅子の上に上着とたばこ、それに持病の薬を置いたまま突然所在不明となったのです。昭和42年春のことでした。

事件か、事故か、自殺か、全くわからないまま現在に至っています。狭い街で道も1本で誰が考えてもすぐに見つかるはずであったがわからない。事件であれば遺産相続がらみ誘拐か?
かって諜報謀略にかかわっていたのでその筋か?事故であればジャングルの豹にやられたか?
交通事故がらみの殺人か?自殺であっても全てが霧消することはありえない。警察だけでなく
軍隊まで出動、住民も日を決めて捜索に加わった。占い師や祈祷師もあとをたたない。

この出来事を松本清張が現地取材し書き上げた推理小説が「熱い絹」という本で壮大な推理から月光荘の敷地内に糸口があるのではないかとほのめかす。日本の軽井沢から始まって国際刑事機構の捜査へと息をもつかぬ展開で面白い。そんな事件を秘めたコテージがゴルフ場から見える所にあります。
ようこそ~
 20200119  日曜日は駐車場の車が一掃され、日曜市場が立つ。昨夕野菜などを買ったので今朝は卵や果物を買った。主婦であれば向こう1週間の食材を手際よく揃えるのだが、男のお一人様だと、食べやすい目についたものを少しずつ買うことになり計画的ではない。
物価は昨年と同様で、日本よりも安いのだが、松井さんの話ではエビが高いのだそうだ。

見渡せば、日本人もあちこちに見かけ、「今年もよろしお願いします。」と声をかけあっている。3月中旬まで滞在する人が多い。アパートの場合、月単位のレンタルなのでそうなるのだろう。

上記松井さんは今年87歳、毎年お一人で滞在し、専属キャディをつけてゴルフを楽しんでおられる羨望婦人。ご主人をすい臓がんで亡くしてから数年後、子女の勧めもあって毎年滞在しておられる。同様に、私のお手本としている小倉さんご夫婦は同じ87歳、今年17回目。昨日電話でお話をした。ヘリテイジホテルに滞在中です。

明日からゴルフ場でお会いできる。1年分のたまった話などをしながらコースを回る。
今朝の気温は23℃ シャツ1枚では肌寒い。日中は28℃予報
ようこそ~
 20200119  キャメロンハイランドと呼ばれている高原のリゾート地には、リングレット、タナ・ラタ、ブリンチャン、トリンカップ、クアラテルラ、カンプン・ラジャ等の町がありますが、信号機はなく、歩行者用の横断歩道点滅信号がタナラタに1ヵ所あるだけです。

その信号機も名ばかりで大きく傾むいたまま黄色点滅しており、皆、あまり気にもかけておりません。5年前から同じことです。それ以前のことは知りません。

信号機とはこんなものだ・・・と小学校の教材用に置いているのでしょうか。

歩行者は信号機があろうが、なかろうが、どこでも好きなところを小走りに横断します。
歩行者に対して警音器を鳴らすことも、まずありません。

トラブルも事故も見たことがないので、この街はこれで良いのかも知れません。

(画像は今日も傾いたまま点滅している信号機)
ようこそ~
 20200120  キャメロンハイランドのゴルフ場はイギリス人が開発したパー71の山間コースです。
山頂の狭い所に、立派なゴルフ場を作ったものだと驚かされます。ただ、傾斜があって、平坦な所は少なく、おまけにネットのない深い川がほとんどのコースを横切っているため私のような下手な者にとっては毎度悔しい思いをして、反省しながらゴルフ場を後にする毎日です。何時になったらルンルン気分で帰途につけるでしょうか?毎回「反省猿」です。

今日は佐野さんご夫婦と松井さんの4人で回りました。松井さんは87歳の超ベテラン佐野さんご夫婦は何度も優勝経験をお持ちでキャメロン会の歌声サークルを世話されている方、私が一番下手でした。

画像のような休憩所が4か所ほど新築されました。画像は5番ホールの右です。次のホールが登りの難コースなのでここで休んで行くように配慮されたのでしょう。

御内儀たちはお一人様会の人といきいき楽しんでいるようで、今日は京都へ旅行中です。南禅寺の水道橋と船岡温泉へ行くとメールがありました。普段はあまり来ない息子達も牡蠣を買ってきてくれたりで私よりもしあわせ暮らしです。負けてます。
ようこそ~
 20200121  隣町 ブリンチャンで買い物をしてからゴルフをしょうと思っていつものバスに乗った。
市場はいつもどおり賑わっており、先に肉を少々、お目当てのナガイモの前で選んでいる時、貝原さんの奥さんと出会った。眼鏡の良く似合う高貴な知的美人です。

奥さんとは1年ぶりの再会で、今年もよろしく・・・と笑顔で挨拶を交わす。奥さんも1月15日放送のNHK国際放送「ためしてガッテン」を見てナガイモを買いに来られていることを知った。

放送ではナガイモの中には腸内細菌を元気にし、便秘改善の効果も期待できるいま大注目の「レジスタントスターチ」という成分が多量に含まれている・・・という内容でした。血中のコレステロールや中性脂肪を減らす効果や、血糖値をコントロールする作用も期待できるといいます。私もこの放送を見ていたのでブリンチャンには売っているのではないかと期待していたのです。
奥さんは「昨日まではなかったのに今日見るとあったので私も買いました。」と言っておられた。NHKの国際放送はこのように外国の市場までも影響力があるのだな~と驚いた。

貝原さんご夫婦は大阪にお住まいですが14年前からキャメロンハイランドに滞在されており、今では春と秋の数週間大阪へ帰る程度で1年のほとんどをこちらで過ごしておられます。晩年を悠々自適に過ごしておられ、羨ましいかぎりです。

その後、奥さんにゴルフ場まで送ってもらい、丁度来られていた関西会の中村さんと2人でアウトコースを回って、これまた車でアパートまで送ってもらいました。中村さんは飛距離で有名、物腰の柔らかい好々爺で世話好き。上手なのに決して自慢されません。頭を残すこと、手を置いといて腰をくるっと回すことを見習いました。

こんなに運のよい日はめったとありません。スキップを踏みたいようなルンルン気分の1日でした。
 20200123  ゴルフ場でハーフを終わって、小倉さんご夫婦、住吉さんご夫婦にお会いした。

人生最晩年を元気にゴルフを楽しまれている姿を拝見するにつけ、元気を頂いています。

小倉さんは87歳、住吉さんは80歳位です。
 20200124  春節祭が始まった。市場でトマトなどを買うと、祝紙に包んだオレンジ2個をつけてくれた。ホテルでも同様だった。皆でお祝いするんだという雰囲気です。アパートの隣室から食事をもらったりしておいしくいただいた。今夜は爆竹が鳴り響く。あすは獅子舞がねり歩く。ブリンチャンの「三宝萬仏寺」では食事が振舞われる。

中華系の店もホテルも飾り付けられ、街は急に賑わって、車は渋滞しタナラタの街は歩け歩け運動みたいなもので明日、明後日と日本人は冬眠します。ゴルフも中止です。
中国での新型コロナウイルスによる肺炎が猛威を振るう中、チャイナの旅行者が急増するこの街でも注意発令中で、日本製のマスクが買われているようです。日本人たちはそんなに気にしていません。開き直っているのでしょうか。

ゴルフは6回目、そろそろ疲れたので丁度よく、休憩です。
小倉さん、松井さん、住吉さんはハーフを終わり歓談中でした。
 20200125  定年退職してから今日まで好きなことを好きなようにしてきたこともあって、「あんたのような人はいない。」とお内儀からいつもからかわれている。機嫌よく長期間過ごしてきたので、もうそろそろお迎えが来そうな予感がする。不吉な予感は、吸い取り紙のように周りから浸みてきているからだ。

その1、今回マレーシアへ行く数日前、挨拶して来た人が亡くなった。かれは76歳。死因は突然死だそうだ。あんなに元気だったのに、狩猟の師匠でいろいろ教えてもらっていたのにこちらもすっかり落胆している。私の帰国は3月なので今期の狩猟期間はすぎているが、来年からどうなるかな~

その2、ゴルフ100回以上も一緒していた親友がこの27日、胃がんの手術をする。ゴルフコンペの幹事をしてくれている。4月からのコンペ どうなるのかな~こちらも気になる。

キャメロン会の知りあいの方々もご高齢の方々ばかりなので、高血圧とか肺がんとか転倒骨折など病気やケガの人がおられる。皆さん元気そのもののように拝見できるが、加齢現象はここにも忍び寄っている。

いろんな状況下で自分の現在の立ち位置を正しく認識して、これからを過ごさなくては・・・とマレーシアのアパートの一室で思ったりしている。

街は今朝から大混雑です。この街まで登って来るのに通常は1時間半だが、倍以上かかっているようで、交差点では警察官が整理している
 20200126  昨夜1時頃だった。機嫌よく寝ていたところ突然床に落ちて両ひざを強打した。首も痛い。びっくりした。ダブルベットの端の方で寝ていたようだ。

夜中電気をつけて歩いてみるに、どうやら大丈夫、首も回してみたが、大丈夫なようでホッと胸をなでおろした。ベッドの下にクッションを置くか、ベットに身体を括りつけて寝なければならないのか?と大層なことを考えて苦笑した。広いベットのど真ん中で寝ればいいだけのことだろう・・・と解決策に納得した。1時間ほど眠れない。首筋に貼ったサロンパスが妙にジーンとシミワタリ、こりゃぁいけませんわ・・・とサロンパスをはがしたりして、朝まで何事もなかったように熟睡した。

朝起きて、ベットの高さにおどろいた。意識していなかったが、55㎝もある。外人用のベットは高い。打ち所が悪いと Help me! と、ほとんど使わない携帯から救急車を呼ばなければならなかったところだ。高齢者は部屋でも骨折などを起こす。バスルームは滑るし段差もあり転びやすい。腕や手を挟んだり、ケガの材料はあちこち転がっており、事実今迄にも色々あった。私がお手本にしている小倉さんの奥さんは風呂で滑り手を骨折された。河野さんの奥さんは冷蔵庫から親指に缶ビールが落ちて骨折された。他にも何人も知っている。危険を予測して注意力を働かせないと・・・と言っても普段の生活上でのことで、これを不注意と言うんだが仕方ない面もある。

Help me! で思い出した。サイパン一人旅でベランダに取り残された超危険だったことを。
それは2009年9月1日の記事に書いていた。

【ホテルが飛行場の近くなので、巨大な飛行機がしょっちゅう飛ぶ。多分米軍の貨物輸送機だと思う。音が聞こえ出したので窓を開けベランダへ飛び出した。飛行機の写真を撮りたかったので。見たことの無い機影なのでゴーという巨大な音にあわてていた。瞬間ドアーが内側から閉まり外からは開けられなくなった。
窓がロックされて室内に入れなくなりベランダに一人とりのこされた。気温は35℃を超えていて、かんかん照り。
1時間もおればひからびて死ぬ。どうしょう!!!4階からは飛び降りることもできない。
ヘルプだ!ヘルプミーだ!ベランダから呼べども誰もいない。皆、もうとっくに街へ出て遊んでいる。
100メートルほど先でゴルフ場のフエァウエィで芝刈り中の人に向かって叫んでみたがエンジンの音に消されて聴こえない。
私の叫びで誰かベランダに出てきてくれる人はないかと待つしかな~い。

だいぶ時間がたった。10分位か?そうこうしているうちに3っ隣のビルのベランダに偶然人が現れた。この2人の女性に助けてもらった。最初わけのわからない英語で喋っていたがすぐに日本人だとわかり、事情を伝えたところフロントへ走りマスターキーを手にして内側から助けてくれた。助かった~~】

そんなことを思い出したりした。

一人旅は心細くないですか?
そんなこともないのだが、やはり夫婦旅がいいな~ 
 20200128  春節祭も終わり混雑していた高原の街は普段の状態に戻った。あふれていた人も車も暑い低地へ帰って行き、感染が拡大してる新型コロナウイルスも連れて帰ってくれたような安ど感がある。マスクをした人も極端に減った。

田中さんご夫婦と一緒に楽しく回った。帰りは車に乗せてもらってトマト直売店へ寄った。売り切れ直前の真っ赤なトマトを買い、スイスイとタナラタまで帰ってきた。

「晩年、マレーシアへ来て好きなだけゴルフができる。こんな幸せなことってないネ」

とフェアウェイを歩きながら会話した。田中さんご夫婦もここが第二の故郷のようです。
 20200129  湘吉さんと2人で回りアウト6番まで来たところで雨が降りはじめた。傘をさしてもきつい雨。プレーを止めて歩いてクラブまで帰る。道具を預け、一緒に帰りましょうとさそわれて、ありがたく、車に乗せてもらって帰ってきた。2~3年前からこちらで車を買ったり、借りたりしている人が次第に増えてきたが
今年はさらに増えた。ホンダの新車を買った人もある。日本車は関税が高く、国内で買うよりも高くつく。それに日本製のナビや安全のため常時録画装置を付けている。日本と同じ左側通行だから運転にはストレスはない。ガソリンはリッター50円と安い。日本を出る時国際運転免許証を交付してもらい、長期滞在だとマレーシアの本国免許に切り替えてもらえる。
通常は国際免許で走行しているようだ。

心配なのは事故や違反、それに車の保管場所などの問題があるが、それほど困ることもないようで、滞在中気軽に利用しているらしい。レンタルもある。アパートを借りると車もついているところもあるそうだ。車があれば行動範囲が一挙に広がり、ロングステイの楽しみも倍増するようです。又八さんはいかがですか?と言われるが、私は今のところ車はいらない。
バスやタクシーは安いし、何よりも気楽だ。ゴルフ場へは毎朝8時半のバス(60円)を利用し、帰りはタクシー(300円)に乗って帰る。拾えない場合はブリンチャンまで歩いてタクシーを拾う。ブリンチャンは逆方向だが、ゴルフをして歩いて4キロはちょっとしんどいのでタクシーが拾える逆方向へ歩く。ブリンチャンへは2キロもない。ついでに買い物が出来るから、今のところマイカーはどうでもいい。
 20200201  1月も今日で終わり、明日から2月、早いものです。朝の気温が21℃でした。いそいそと10回目のゴルフコースです。

インコースでは小倉さんご夫婦がすぐ後を、足取りも軽やかに追い付いてこられた。
時々振り返りながらお元気な様子にこちらもうれしくなってしまう。
小倉さんは私よりも10歳年上、もう5年のお付き合いになるが、益々お元気。

恋人同士のようにフェアウェイを歩かれる姿を見るにつけ、晩年の良い趣味は人生を豊かにしてくれるものだとつくづく思う。理想的な晩年を謳歌されています。

このゴルフ場でも年配のご夫婦は多いが、小倉さんは突出しており皆から羨望の眼差しで見られています。
日本を遠く離れたマレーシアの高原リゾート地でノンビリゴルフを楽しめるって、幸せなことだと心底思う。

ところが、晩年 ゴルフを楽しむ人は大きく減る傾向にある。

日本ではゴルフ人口も高齢化していて、ゴルフ界では「2020年問題」といわれるほどに深刻な状態に差し掛かっているそうだ。戦後生まれの人たちが、後期高齢者になり続く団塊の世代の人たちがゴルフに限らず色んなスポーツから離れている現状にある。原因はやはり経済的な問題らしい。

「バブル時代」にゴルフを謳歌した団塊の人たちが引き上げてしまったのだ。

若い世代でも将来が見通せない。今の40代前半に当たる団塊ジュニアは4割程度が非正規社員・従業員です。平均年収は300万~500万円が中心帯ですが、この水準だと、定年後の年金受給額は月額8万~10万円。生活保護を受給すべき最低ラインに掛かります。
定年後余裕はありません。日本の高齢者は大半、ギリギリの生活、貧しい高齢者になってしまい、ゆっくりゴルフを楽しむのが難しくなってきているのです。

ゴルフ場もこれらの影響をもろに受けてプレー人口の激減が目の前です。解決策はないのでしょうか?

ところが、どうでしょう。今遊んでいるこのゴルフ場は安い。日本からたくさんの人たちが来て手軽に楽しんでいる。国が違い、すべての面で比較できないが、例えば、日本のゴルフ場ですぐに出来ることは、到着時のバックの受け取りサービス、食堂の廃止(軽食を置く程度)風呂の廃止(必要な人はシャワーのみ付けておく)使用後の道具は自分で片付ける。練習グリーンの廃止、打球場の廃止、茶屋の廃止、売店の廃止、料金の前払い制などをすればよい。そして料金は半額程度にすればどうなのだろうか。

 20200203  夕暮れ近い公園で子供たちがシャボン玉を飛ばしていた。

虹色のシャボン玉に歓声があがる。
 20200203  日本では節分を過ぎるとすこしずつ暖かくなると言います。

マレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドはこの冬も日本人で賑わっています。
気温は25℃位かな?さわやかな高原の風が吹く月曜日のゴルフ場は少し込んでいました。まだ春節祭が尾をひいているのだそうです。プレーを終え帰る準備をしていましたが、隣り街ブリンチャンまで食事に行きませんか?と誘っていただきました。

中華料理店「有口福」でおいしい食事を頂きました。皆さんはいずれもキャメロン大好きの方々で、年齢的には後期高齢ですが、はちきれる笑顔と健康、滞在経歴もながくて「こんないいところがあるのに、日本のリタイア後の人たちはどうして来ないんでしょうね!」と言われ、皆さんうなずいておられました。マレーシアは日本人のロングスティ人気№ワンですが、一時期に比べると半減したそうです。それでも街を歩けば日本人とすれ違います。
気候は最高、治安もいいし、ロングスティする人が少しでも増えればいいのにね~
 20200205  キャメロンハイランドはイギリス人が開発した標高1500メートルの高原リゾート地です。年間を通じ20℃前後の気温で地元の人々は勿論、国の内外から避暑に訪れる別天地で、土日は混雑しています。その別天地に日本人がロングステイ友の会を作ったのが20年前、今ではこの地に定着し、キャメロン会として色んな活動をしています。その記念懇親会があり、私も出席しました。

今年の懇親会には州政府、警察、病院、ゴルフ場、婦人会、ホテル側関係者、キャメロン会OBの臨席もあって参集人員は100人ほど、料理・飲み物など超豪華版で、素晴らしい!!・・・の一語 タナラタの丘の上、ヘリテイジホテルはサミット会場のようでした。

キャメロン会は現在、日本有数のロングステイ同好会で、20年前、この地に滞在する日本人のサポートが目的で作られました。最盛期には1000人を超える日本人が滞在して相互の親睦と現地の人々との交流を続けられ現在に至っています。

日本も高齢化社会を迎えて来ました。そんな中、晩年を豊かに過ごすためにはどうしたらよいのか?
そのためには仕事をしている相当前から準備をしておかなければなりません。その準備とは経済的な少しの余裕、良き趣味、友人、生きがい、健康の保持と前向きな姿勢です。一歩を踏み出す勇気も必要です。

ここに集まった皆さんを見ていると、好奇心旺盛な人々だなぁと思いました。色んな分野で活躍されそれぞれ成功された悠々自適組の人たちなのでしょう。快活です。寛容で円満です。晩年の生き方は千差万別、急に舵を切り替えることは難しいですが、ゴルフ好き、同年輩の皆さん、もし、興味がおありでしたら、キャメロン会のことを心にとめておいてほしいな~、そう思いながら誰が名付けたか?ヘリテイジホテルへ続く年金坂を帰って来ました。アルコールのせいもあって頬を伝う夕暮れの爽やかな風が心地よかったです。
 20200206  神戸では氷点下の予報ですが、薪ストーブは快調ですか?

今日は青山さん、鈴木さんとインから回り、私は途中でやめました。それほどに暑かったです。
多分28℃位はあったのでしょう。西山さんに乗せてもらってアパートまで帰りました。
 20200208  寝ていて耳元にブーンと蚊が飛んできた。今回の滞在で初めてのこと。次の日、あわてて蚊を殺すスプレーを買ってきた。

昨年、お内儀がデング熱にかかり40℃ほどの高熱で滞在期間の2週間寝たきり老人だった。
それにこりて今年は行かないと言っていたが、間もなく友達2人とやってくる。

蚊が媒介するデング熱は東南アジアを中心に発生している熱病だ。

蚊取りのスプレーを買って来たヨ とスカイプで伝えたところ、蚊取り線香も買っといて・・・と注文があった。

昼間はともかく、夜間窓を開けないようにしている。今年の滞在期間は蚊に厳重注意だ。
20200208   日本を出たのが16日夜、17日午後キャメロンハイランドへ到着、18日からゴルフ場通いが始まった。今日で17回目 この1週間は7回ゴルフをした。高齢の身、チョット疲れた。

毎日通えばこのゴルフ場は自分のゴルフ場だと錯覚してしまう。誰もいないコースをゆったりと回っているともったいないような気分にもなる。申し訳ないような気分にもなる。

キャディマスターが「明日は来るのか?」と土曜、日曜だけ尋ねる。多分ね!と答えている。
預けている道具の保管場所を、来るのであればサッと出せる位置に置いてくれている。

聞けばここのキャディマスターはゴルフ場の職員ではなく、個人営業らしい。クラブの出し入れ、保管と管理、キャディの運用などをほとんど1人でしている。コースの管理は別会社らしい。そうするとこのゴルフ場は受付などに3~4人いるだけだ。わずか3~4人がこのゴルフ場の管理をしているのだろう。今日も河野さんと2人で回ってきた。少し遅いスタートだったので前も後もだれもいない。

最高だね~などと言いながら、ゴルフは苦戦しながらタクシーで帰ってきた。
 20200209  日曜日、市場でフルーツを買って帰ってきた。見たこともない南国の果物があり、少しずつ買って味見している。只今の気温24℃ 丁度良い気温です。神戸は朝2℃の予報 寒いだろうな~

外気温はともかくとして、冬季は室温を高めに過ごすのが身体に良いことはわかっているが、どうしても戸外の用事があったりしてそうはいかない。

そんななか、【 日刊ゲンダイ 】の『ヘルス+』に気温と健康、特に脳梗塞や認知症のことがのっており、私は只今暖かいマレーシアで機嫌よく過ごしていることもあって大いに納得した。

それによると

「医学的見地から言うと、65歳以上の高齢者は、寒い場所にいると血流が悪くなって、脳にブドウ糖や酸素が届きにくくなり、結果的に慢性的な脳の老化を招く。

また、寒いと血圧が上がり動脈硬化が進むため、脳の血管が破れたりする。

寒さによる高血圧症が、アルツハイマー型認知症や、脳血管性認知症を誘発する危険があり、そうしたことからWHO(世界保健機関)は、冬の最低室温を18度以上にするべきだと勧告している。」

暖房をあまりせずに重ね着をしている高齢者はそれほど暖かくないそうです。体温を上げるエネルギーが枯渇しているのだとか、効果はすくないらしい。

北海道などの寒冷地居住者は外気温は低くても部屋全体を温め、室温を高く保っているのでその効果も

あって長寿者が多いとか。
ようこそ~
 20200210  今期、初めて小倉さんご夫妻とご一緒しインコースから回った。あいにくの小雨模様の中、歓談しながら楽しいひとときを過ごした。

私が尊敬しお手本にしている小倉さんは87歳、

背筋が伸び、言語も明瞭快活、きびきびした動作で歩く速度は青年の如し。
円熟したお人柄や醸し出す雰囲気の上品さを感じます。晩年の理想像ですネ。

17年連続して冬季2ヶ月滞在されている。私と初めて会ったのは5年前 年金坂で偶然声をかけてもらったのが最初の出会いで、あの時も今も同じ若々しい風貌。

どうしてそんなにお若いの?「歳をとるのを止めている」っと笑っておられた。

南国のこの地がよほど体調にいいんだな~と拝察しました。赤飯を作ったので食べにいらっしゃい、と誘われている。
ようこそ~
 20200213  2月13日、お馴染みのメイフラワーという中華系のレストランで西日本・関西支部主催の【茶話会 in TanahRata】(参加はオープン)があり参加しました。
35名もの日本人が店一杯になって賑やかに歓談しました。

日本では梅が咲き、河津桜も膨らんでいますがまだ寒い時期、遥か遠い南国の高原リゾート地で半年ぶり、1年ぶりの再会です。やはり皆さんご高齢の身ですので1年の間には色んなことがあります。禍福は糾える縄の如しで良いこと、悪いことが加齢現象として現れる中、異国での茶話会でありますから懐かしさも又一入のものがあります。

伊藤曻さん(愛知県安城市)の乾杯の音頭で始まりそれはそれは盛り上がって、このような和やかで打ち解けた茶話会は初めてです・・・と、終了後に感想をききました。今回は特に色んな事がありましたので、余計です。
あっという間の2時間で話は尽きませんが杉山正弘さん(長崎県長崎市)の音頭で〆でした。

この地は理想的な気候なので、滞在中ゴルフを始めとして適度な運動を続けていると血管を若返らせ、血流を促進して免疫力を高めるなどの効果があり心身ともに快適です。リタイア後理想的なロングスティの地です。

話は尽きませんでしたが、暮れなずむタナラタの街を涼風に当たりながら帰途につきました。
ようこそ~
 20200215  神戸でのゴルフ友達がマレーシア滞在中の私まで訪ねて来てくれました。姫路とか大阪で待ち合わせてお会いするのと訳が違い、海山を超えて5000キロ、さらに自動車で5時間の高原で待ち合わせて会うのですから周りの人種も気候も全く違うところなので「遠い所良く来てくれました。」の握手にも力がこもります。ヘリテイジホテルにチェックイン、さっそく現地滞在が長く、日本人の世話をしておられる貝原さんに挨拶し、ゴルフクラブをお借りし、土曜日朝からプレーの後、正午からのスモークハウス(格調高い英国風の建物、すばらしいイングリッシュガーデン)での会食に参加しました。
ようこそ~
 20200216  3泊4日でキャメロンを訪れた私のゴルフ友達3人は3回のゴルフをして今日午後帰って行った。楽しんでくれただろうか?滞在が土日を含んでいたためあまり動きが取れず食傷気味で帰ったのかもしれない。

私がこの場所を「いいところだよ、ゴルフする人にとっては最高だヨ!!」と宣伝するものですから、それならば・・・と半分は疑心暗鬼ながら訪ねてくれたのです。クアラルンプール空港からの電車やバスの乗り方を教えたのですが、彼らにはどうもややこしすぎて、空港でレンタカーをかりて突っ走って来ました。なかなかの行動力にこちらもビックリ!

車があれば何かと便利なもので案内役の私も助かりました。

3人の感想はおおよそ次のようでした。

・ ホテルやゴルフ場で気軽に声をかけてもらってフレンドリーでうれしかった。
・ 治安面では日本と同じ、外国であることを忘れてすごした。
・ 現地の人はノンビリしている。
・ ゴルフコースはトリッキーで面白い。
・ コースがきれい。球を多くなくした。
・ 食べ物はどこで食べてもおいしかった。
・ マッサージ 最高 日本の半額
・ 物価が安い。特に食べ物が安い。
・ 気候はめちゃめちゃいい。
・ 歳をとった会員が多い。60歳代の人が増えたらいいと思う。 

そのような内容でした。おおむね満足してくれたようだ。

帰ったあとはまた一人さみしくなる。お内儀たち3人は間もなくやってくる。
お一人様の練習も十分したので、やはり皆でワイワイが待ち遠しい。
ようこそ~
 20200218  キャメロンハイランドには拠点となる3つの町と、それら町の周辺にある5つの集落が点在して一大高原リゾート地を構成しています。

その中の一つ カンポンラジャはタナラタから車でさらに30分、高原の北の端にある集落で、農業が中心、果実や花卉類、野菜、紅茶などの栽培が盛んで活気ある街です。

この街の中華料理店に日本人がいるので一緒に食べに行きましょうと誘われて参加しました。

参加人員は26名、ホテル前からバスに乗りました。神戸からだと有馬温泉ほどの距離ですのでバスの小旅行気分です。

「こんな所に日本人妻」の番組に出そうな「維八」という中華レストランは彼女が仕切っているようでした。東京の生まれだそうです。思わぬところで日本人好みの味付けをしてくれた料理をおいしくいただきました。皆さん大満足だったようで、お世話して下さる方に感謝です。

日本は冬型の気圧配置で鳥取砂丘はスキー場のように雪で覆われたようです。スギ花粉も本格的に飛び始めました。暖かいこの地であと1ヶ月を機嫌よく過ごします。
 20200220  児童の想いはサッカー選手になることでいっぱい。

ここ マレーシアでもサッカーは大変盛んです。

日本人選手も中武選手をはじめ5人いるそうです。
 20200221  好天のキャメロンハイランドゴルフクラブでキャメロン会20周年記念の植樹会がありました。記念樹は不老長寿の木、無花果です。 3ヶ月も前から近くのヘルシーランドリーファームで入手したこの地に最も適合した美味しい実のなる無花果です。植樹した場所はゴルフ場の玄関を入った正面突き当りの右下、18番グリーン近くのそれはそれは願ってもない一等地です。

キャメロンハイランドはイギリス人が開発した標高1500メートルの高原リゾート地です。その別天地に日本人がロングステイ友の会を作ったのが20年前、今ではこの地に定着し、キャメロン会として色んな活動をしています。その記念懇親会が去る2月4日にあり、続いて21日に穏やかな晴天の下、高橋さんはじめ関係者のご努力により立派に植樹会が行われました。会とゴルフ場側との一層の親和が確認されます。

記念植樹には記念プレートも用意され、苗木の健やかな生長と美味な果実のご褒美も期待でき、18番ホールアウト後いつも目に付く位置から我々を見守ってくれることでしょう。キャメロン会もこのゴルフ場を介して更なる発展と相互の信頼関係を確かにすることでしょう。

この記念植樹は私達キャメロン会員の数年先、数十年先の希望の木のように思えます。日本を遠く離れた異国の地で心を一つにしての植樹は心に残るイベントでした。

ゴルフ場も立派になりました。利用させてもらっているという謙虚な気持ちを持ち続けながらこの木の生長を見守りましょう。
 20200222  夕暮れの公園をノンビリ歩くのは又至福の時間です。最近は公園のベンチで仰向けに寝っ転がって2~30分過ごすことがあります。少しあったまった身体にそよ風が心地よいのです。起き上がってみると周りにいた子供たち誰もいません。雲を見つめて茫洋とすごしているうち皆引き上げたようです。時間は7時半位です。取り残されたような気分で帰ってきます
 20200226  キャメロン会20周年記念で植えた無花果の木も心なし緑を濃くして来たようなゴルフ場で2月26日 西日本・関西支部主催のオープンゴルフコンペがありました。日本人ばかり22名、異国の地で賑やかです。

普段は夫婦や仲良しグループでプレーを楽しんでいるのですが、コンペともなると気合の入れ方が違います。1月からこちらへ来ている人で30回 少ない人でも20回近くプレーしており、コースの隅々まで知悉していて、好スコアが期待されました。

競技方式は興味深いオネストジョン、目標スコアを申告してスタートし、その達成を目指すというもの。さらに加えて隠しホールを2ヵ所くじで決め、そのホールをパーで上がったことにしてオーバー分を自己申告数から引きます。それで順位が決まるのです。

優勝は山本さん 準優勝は青山さん、三位は早崎さんでした。
ニアピン4番は吉田さん、8番は鈴木さんでした。いずれも腕に自信のある方ばかりです。女性の入賞はキラリと光る吉田さんお一人でした。

お世話して下さった方、有難うございました。

弥生3月の声をきくとそろそろ帰国される方が増え、「何時お帰りになりますか?」と声をかけあう頃となりました。帰国すればそれぞれの支部で、またこの地で夏に、冬に皆さん元気でお会いしましよう。
 20200227  明日はお内儀たち3人がこの地へやって来る。23日に日本を発ってその後インドネシアの仏教寺院などを見学している。
コロナウイルスはその後世界中へ広がり、一向に収束しそうにない。
そんな中、外国へ遊びに行くと言えば国賊のように言われたかも知れない。
出来るだけ外出を避けるようにして下さい・・・と言われているのだから皆から煙たがられているかもしれない。

ところが、キャメロンハイランドはコロナウイルスから隔離されているような場所なので、旅行者が持ってこない限りは大丈夫だ。その旅行者の1人になるのだから、日本でも旅行を止めといたら・・・と言われながらやって来て、この地でも又煙たがられるかも知れないな~
20200228   お内儀たちがやって来た。アパートは急に賑やかになった。ながい間お一人様暮らしの練習をしてきたがこれにて終了。同じような料理、食べ物で栄養の偏りが顕著、無駄遣いが多い。
会話がないので脳梗塞前兆か?色んな面で非能率。買い物はメモ魔、色々あります。
 20200303  西日本・関西支部主催の【茶話会 in TanahRata】(参加はオープン)がメイフラワーで開かれました。この冬2回目です。
中華系の美味しい料理を戴きながらも話題は先ずはコロナウイルスのこと。

終息の兆しを見せないから、安全地帯と言われるキャメロンにいる日本人は皆心配しています。

安倍首相が学校の臨時休校を全国一律に求め、北海道知事は「緊急事態宣言」を出して週末の外出を控えるよう呼び掛けたりしたことで、外国に滞在している日本人は皆心配しているようです。

特に、日本の流行状況には警戒すべき点があるらしい。韓国やイランでは特定の地域に患者が集中して見つかっているが、日本では全国各地に感染経路が見えてこない患者が点在する形になっている。
これらの最新ニュースから、無事に帰国できるのだろうか?と皆心配していました。

それはそれとして、乾杯の後はいつものように待ってましたと杯を重ねて、次々の料理にあわせて痛飲の雰囲気です。ビール、紹興酒、ウヰスキー、芋焼酎、酒好きに垂涎の逸品ばかりでした。

そろそろ帰国される人も増えてきて今回は男女15人が集まりました。テーブルが分かれましたので男性陣は会話の内容も普段の関心事から珠玉の経験談も出て、万般にわたって、そうでしたか!と参考になる話が多かったです。女性陣はどんな会話でしたか?と聞くと「別に!」と、料理を堪能したようでしたが・・・

あっという間の2時間が過ぎ、写真を撮りましょうか?と並んで収まり、再会を約して散会です。
お互い、古希を過ぎ、あるいは後期高齢の身なので来年のことはわからないのですが、歳など忘れて過ごしました。異国での素晴らしい仲間の集いです。きっと次回もこのような楽しく愉快な茶話会が開催できることでしょう。またお会いしましょう。
 20200306  日毎に帰国する人が増えてきた。私たちは今日が最後のプレーです・・とか、来年も元気でお会いしましょう・・とかがコースのあちこちで聴こえてくる。
お手本の小倉さんご夫婦も今日が最終プレーですと15番ホールですれ違った。

来週がピークでこの地から日本人はほとんど帰国する。

本国へ帰るのだから入国拒否はないが、それでも多少迷惑がられるかもしれない。
近所の人に煙たがられるかもしれないので、帰国後しばらくは家に閉じこもっていたほうが良いとかの話が出ている。日本もコロナウイルスのせいで「買いだめ、閉じこもり老人」が増えているのかもしれない。
 20200306  ここには「金曜会」という最強ゴルフ同好会があります。15年以上も前、ゴルフ場そばの高級ホテルがまだ建設中の頃からあったようで、毎年、年が明けて新年を迎える頃、チェンマイからの人も加わって20名ほどのコンペでゴルフ場内でもひと際注目されておりました。

私がここへ来てゴルフを始めた5年前でも大勢の人が毎週金曜日には楽し気にコンペをされていました。最強だけあってどなたも腕自慢の人ばかりでゴルフ場でも際立って目立つグループでした。それを知らない私は当時、「金曜会に入れてもらえませんか?」と恐れ多いことを言って、石原さんを困らせたことがありました。厳格にルールを守り、品位を保持し、18ホールを一気に回ります。技術の相互研鑽と融和が目的だったらしくそのことを、現在世話をされている中村さんに聞きますと、お上手な方が多かったですよ、まぁ、コンペの時は一打、一打少し緊張しながら真剣に打つので、それがいいのではないでしょうかネ~と言われてました。

そばで見ているといかにも羨ましい集いに見えました。

その会員も今、キャメロン会員の減少に比例して少なくなったようですが、それでも毎週金曜日には「金曜会」が開催され、参加の皆さんは吟持を保持されています。

毎日漫然とゴルフをしている私達、この会の皆さんのように真剣さがほしいと感じる時があります。特にアプローチとパターの考え方、打ち方を身近で習いたいと思ったりしています。徒然草ではないですが、少しのことでも先達はあらまほしきことなり・・・と思うのです。

来年の冬こそ、金曜会に入りたいと念願しているのですが・・・
 20200310  ブリンチャンの友和海鮮飯店でお別れ食事会でした。

来年も元気で会えますように!!!
 20200310  お内儀たちは16日間の滞在を終え今日午後タナラタを発った。バスターミナルでゴルフで何度もご一緒した中村さんご夫婦とお会いし同じバスで帰国の途についた。

広いアパートは急にガランとして寂しくなった。一人取り残された形です。
出発までコロナウイルスの最新情報を集めていたがどうやら無事に帰れそうで、よかった。
私はあと一週間ほどして17日の飛行機で帰国する。食材や料理の残り物、洗濯物や持ち帰るものなどの細かい指示をして帰ってくれたので無駄などがないようにしないとお叱りをうけるので気を付けなくてはならない。
ようこそ~
 20200311  8時半のバスは日本人3人だけ。急に寂しくなりました。ゴルフ場は珍しく霧につつまれ、あれだけいた日本人はいなくなった。それぞれの故郷へ向けて帰国した。

今回は、春爛漫近くて浮かれ気分の帰国ではないようだ。全員マスク姿など過去に見たこともない日本なのできっと戸惑うだろう。土産を配るどころではない
ようこそ~
 20200312  楽しんだ今季の滞在も終了する。楽しく過ごした2ヶ月だった。今年も色んな思い出を残して過ぎ去っていくんだなぁと思うと感無量です。フェアウエイを縦横に横切る川には今年も多くの球を落とした。50球は落としたのではないかな~ いつまでたってもゴルフの腕前は上がらない。うまくなる人はあっという間に格段の上達をするのに、同じように熱心にやっている私は取り残されたまま。毎日アパートへ帰り反省猿をやってあれこれ考え、次の日バスに乗っても「今日こそは!!」と念じているが、またまた川にはめる始末。

今日も同じような結果だった。7番のロングホールでOB、続く長いショートホールで前の組が遅いのでにらみつけて見ていると一緒に回っていた佐野さんが「そっちばっかり見ないで周りの景色も見てごらんよ!山も空も素晴らしくきれいだよ!!」と言われた。上空に天を突いて飛ぶ戦闘機、鮮やかな別荘群も山間に浮き出てきれいだった。そうだね・・・と応えてしばし平静を取り戻したりした。
ゴルフは自然を相手にするスポーツ、素晴らしい気候の下で楽しむことを忘れないようにしなければならない。人とのおつきあいでは行き違いがあったり、誤解があったりするが、自然は決して裏切らないから、自然を最愛の友としてゴルフを楽しんだらいいんだと一人うなずいた。いい趣味に巡り会ったものだ。
ゴルフ場も閑散として、ボール売りもいなくなった。キャディマスターも暇なのかスマホでゲームをしていた。あれほどあった保管中のゴルフバックがなくなり部屋はガランとしている。圧縮空気の掃除音だけがときおりやけに大きく聴こえたりする。

明日最後のゴルフをし、クラブを持ち帰り、アパートを掃除して帰国準備をする。
来年はプリマベラというアパートに変わる。青山さんの紹介で広くて明るいアパートですっかり気に入った。お手本の小倉さんご夫妻のように87歳までは無理としても、あと5年ほどはロングスティを楽しみたいと思っている。借りる部屋の中に荷物を保管しってくれるので、こちらに別荘があるような感じよ!と青山さんの奥さんが言っていた。
ようこそ~
20200314   私はウイルスの安全地帯で暮らしていたが、もうすぐ帰国する。
今のところ飛行機便はあるが、会社によっては欠航が相次いでいる。先日帰国したお内儀の言うのには入出国で何度も何度も体温をチェックされたと言っていた。

今現在の世界中の飛行機が分かる動画があって、それを見るといかに多くの飛行機が往来しているかが分かる。画像は日本上空の数と方向

人間は移動することによって文化を移し、物流を起こして経済を発展させてきた。
日本人も世界のあらゆるところへ往来し、また外国人も受け入れてきた。
その数や量はおびただしい。それをストップさせてコロナウイルスを封じ込めようとするのは最後の手段だが、それもやむを得なくなってきたらしい。
ようこそ~
 20200318  2ヶ月ぶりにわが家へ帰ってきた。深夜の神戸でも、新港突堤やポーアイは港湾作業等で明るいのだが暗く沈んでいるようだ。車窓から見上げる六甲山、摩耶山の明かりも見えない。
帰国した安堵感と、これからどうなるのだろう?という不安感がよぎる。

駅まで迎えに来てくれたお内儀は、お帰りと言うなり「することがいっぱいあるよ。」と矢継ぎ早だ。私が予定している作業も多いのに休む暇もなさそう。
とりあえず帰国者のエチケットとして2~3週間は外出せず山の家で過ごす。
コロナはマレーシアの安全地帯にいた私の方が完璧だが、皆からすると東南アジアときいただけで「危ないんじゃ、ないの?」と思われるので静かにしておくのだ。陶芸サークルもお休み。

庭の花も色々咲き始めた。今朝の気温10℃は寒すぎるが、すぐ暖かくなるだろう。
花粉の飛散も峠をこした。春の訪れとともにコロナウイルスも終わって欲しい。
ようこそ~
   改めてマレーシア、キャメロンハイランドの魅力

マレーシアのキャメロンは魅力的な所です。私は冬場だけ2ヶ月滞在して5年になり、第二の故郷になりました。一ヶ所の土地がこれほど好きになり、続けて毎年滞在したいと思うようになったのはなぜなのでしょうか?

キャメロンの魅力を書いてみます。

何といっても惚れ惚れするのが気候です。この気候が最大の魅力なのです。世界中探せば他にもこれと類似する気候、場所はあるでしょう。気候はあってもそこへ長期滞在が可能かどうか?となるとなかなか適地はないものです。社会基盤がある程度そろっていないと滞在に飽きてしまいます。

この地は私にとって理想的です。年間を通して20℃前後の気温、暑くもなく寒くもなく、気候がごちそうであるとすれば最高の贅沢です。地震、台風もありません。花粉症もないのです。この気候は現地のあらゆるものに影響し深く浸透して文化、歴史、社会生活、価値観に現れていますから断片的にはなかなか語ることが出来ません。最も直截に言えば、生活するのに住居は雨さえ凌げればよいし、着るものはシャツ1枚とパンツでよく、食べるもは山や川に満ちているのです。グワム島で28年間洞窟暮らしをした横井さんの例があるとおりです。衣食住に満たされると人々は工夫をしなくなるのか、確かに先進国と較差が生じていますが、さて、満たされた生活度となると別です。気候、風土が長年にわたり織りなす文化、歴史、社会生活全般が気候と同じように穏やかなのです。

この気候は素晴らしい・・・の一語で、体験してみないとなかなかに伝わりません。
2番目の魅力は 滞在している日本人が皆さん屈託なく穏やかな人ばかりなのです。この集まりは何にたとえたら良いのか考えるに、洗礼を受けたクリスチャンが母教会で礼拝後歓談するのに似ています。経歴も学歴も地位も名誉も、これらから発するトゲも全くありません。構えることなく素でいけるのです。ほぼ全員がリタイア後の悠々自適組なので、すべての点においてゆったりとしています。

3番目の魅力ですが、前述のように 現地の人々は穏やかな社会を構成しています。治安も格段に良くて日本人には胸襟を開いて付き合ってくれます。

治安の物差しになるのが110番件数です。交通事故も少なく、不良少年もいません。パトカーのサイレンはほとんど聴きません。街を歩いてみてトラブルに遭遇したことはありません。ひったくり、置き引きもありません。

一方、日本人には特別の敬慕の念をもってくれています。これまで現地での日本人が社会へ貢献した積み重ねが土台にあるように思われます。ボランティア活動で日本語教室を開いたり、色んな活動を展開されています。

地域の清掃美化活動をながく続けておられる望月さんなどがおられますが、日本人の高いモラルが街中に浸透しているためか、日本人であることが誇らしく感じられます。この街にある茶畑もその栽培技術は日本から導入したと聞きました。
今も日本を見習っています。一方で 中国人、韓国人は嫌われています。天地の差です。

4番目の魅力はほどほどに安い物価です。日本人好みの食材はほとんど揃います。男一人の台所でも、楽しみが湧くのです。夫婦で滞在されている人が多い中、男性も女性もお一人様生活を楽しんでおられる人が多いのも納得します。勿論外食も安くておいしく飽きません。イスラムなのでビールが少し高いですが目をつぶりましょう。

5番目はゴルフです。安くて立派なゴルフ場があり日本人が多くプレーを楽しんでいます。街中からはバスで10分、60円で到着、タクシーで往復しても片道300円程度。ヘリテイジホテル滞在者はホテルがマイクロバスで送迎してくれます。もちろん無料。

ゴルフ好きの人にとって安くて便利なゴルフ場はたまらなく魅力的でしょう。

私は今年の冬 2ヶ月滞在中に42回ラウンドし疲れ切りました。
安いといってもほどほどにしましょう。

それ以外でも安心できるのは医療です。日本やアメリカで先端医療を学んだお医者さんがいます。日本語も通じるようです。日常の歯痛や簡単な応急措置はまず安心です。重たい病気は日本へ帰りましょう。

キャメロンハイランドも魅力を書いてみました。
 20200713  

小倉さんの娘婿殿 鹿児島県知事当選

12日 鹿児島県知事選挙があって塩田康一さんが現職の三反園訓知事を破って見事当選された。快挙です。選挙戦中盤以降は、鹿児島市の飲食店で新型コロナウイルスのクラスターが発生したことや、九州各地で甚大な被害が出た豪雨災害の影響で各候補とも大規模な集会を取りやめた。インターネットの動画配信などを通じて政策を訴える異例の展開だったようで、鹿児島県民は現職ではコロナ対策が不十分と見たのでしよう。今までのように知名度だけでは当選しなかったわけです。

コロナでは全国の知事評価が明確に序列され大阪や北海道と比べ寝ているような知事やそのまま寝ていてほしい知事もいることがわかったので、これらのことが鹿児島県知事選に現れたのではないかと思う。

当選された塩田さんは小倉さん(87歳)の娘婿殿。小倉さんのことはキャメロンハイランド滞在記に何度も書いていますが、われわれロングステイを楽しんでいるキャメロン会の希望の星と仰ぐご夫婦で私たち夫婦も晩年のお手本として仲良くしてもらっています。

この冬も17回連続の長期滞在当初、「娘婿が知事選挙に出るのよ、大変なのよ、鹿児島にお知り合いがあればお願いしますネ。」と話されていた。まだコロナのない相当前から出身地鹿児島県政に身を捧げる決意をされていたことが伺えた。タナラタの街で会食をした時やブリンチャンで送別会をした時もいつもそのことが気になっていたご様子でした。

これからは知事のお父さん、お母さんとよばれますね、

   小倉さんから「娘婿の県知事選ご支援に感謝」の返信がありました。

又八さん、みやこさん
娘婿の塩田康一が昨夜遅く七名立候補の激戦を制して、新人ながら新たに鹿児島県知事に選任されました事、義父母としてこれ以上の喜びはありません。
生粋の鹿児島男として、経済産業省勤務の30年間、何れは故郷鹿児島の為に
働く志しを温め昨年末に九州経済産業局長を退官して退路を断ち、県知事選出馬を決心し、もっとも若い候補者として政党の支援もなく懸命に戦いました。
結果、現知事、旧知事に不満の県民の支持と期待を集め当選を果たしました。これからが大変ですが、塩田は必ず期待に応えて結果を出すと信じています。
キャメロンの仲間の方たちにも色々とお力を頂き本当に感謝しています。
来年冬にコロナが収束してキャメロンで皆様にお礼を申し上げたいと念じています。小倉隆、行子
20200726

今年の夏は外国行きは無理ですね

7月26日現在、外務省渡航情報を見るとすべての国への渡航が出来ない。コロナは世界に蔓延しさらに被害を拡大している。渡航は止めてください。(渡航中止勧告)の国ばかりだ。
例年のマレーシアだと日本の暑さを避けてたくさんの人で賑わっているのだが、今年は誰も行かない。行けない。長期滞在ビザを持っている人も同じことで、コロナ情報を見ながら歯ぎしりしていることだろう。この夏、私も2~3週間だけでも滞在しようかな~と思っていたが、残念でした。

先だって15年連続でロングステイ中の高橋さんから暑中見舞いが来て
「小生、本来ならば、本日キャメロンに入り、涼しい環境でゴルフ等で優雅に過ごす予定でしたが残念ながら、諸般の事情にてロングスティは断念しました。」とありました。さぞ残念なことでしょう。

今年は行けませんが、第二の故郷で、待ってくれている人がいて、そんな場所があることは幸せです。夏が過ぎ冬が過ぎて、次の滞在のことをあれこれ想って過ごせるのは幸せです。

私は長い間パラグライダーを楽しみましたが、下降気流があっても次に上昇気流で一気に高度が上がる瞬間の山並みの眺め,パット広がる視界は素晴らしくこの感覚は忘れられません。。視界が一気に開け何とも言えない爽快感です。そんなことを考えながら時の流れに順応するしかありません。

多くの人たちが同じ思いでこの夏を日本で過ごされるのでしょう。そしてきっと次善の策を考えておられるのでしょう。